アイデアの出し方まとめ -科学的にひらめきを量産する9の方法-

創作などクリエイティブな作業には、良いアイデアを出すことが必須なわけです。

たとえば『面白い物語』『斬新なキャラ』『センスある構図』など、良質なアイデアをバンバン出せる人はクリエイティブな現場では有利ですよねぇ。

てことで当サイトではアイデア出しの方法を数多くご紹介してきましたが、気付けば数が多くなったので『良いアイデアを量産する科学的方法9選』をまとめます。

すぐに試しやすいことを中心にまとめたので、今日から1つ、2つとお試しあれッ

「つーわけでスタートだッ」「よろしくおねがいしますッ」

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アイデア出しでよくある誤り3つ

アイデア出しには誤った(逆効果な)方法もあるのでご紹介。案外やりがちなんですよねぇ。

  • 集中する
  • 人と相談する
  • ゼロからイチを生み出そうとする

誤り1 集中してアイデアを練る

脳には『分析モード(集中力が高まる)』『創造モード(思考が拡散する)』と2つのモードがあります。

でもって、アイデアが出やすくなるのは創造モード、つまり1つのことに集中せず思考が拡散した状態の時なんですな(拡散思考といいます)

アイデアは集中状態とは真逆のリラックス状態のときに出やすいことがわかっていまして、たとえばノースウエスタン大学の研究では『気が散りやすい人ほど創造性が高い』との結果も出ております。つまり、頭を捻ったり、頑張って机に向かうと思考が1点に集中されて拡散思考を妨げてしまうんですねぇ。

誤り2 人と相談する

アイデアは一人のときに出やすいとわかっています。

誰かとディスカッションするのは実は効率的ではなくて、一人の時間を作るようにした方がいいんですな。

ちなみに既に生まれてるアイデアをブラッシュアップする際は、人と相談することで磨かれやすいことがわかっています。なので、

  • アイデアを出すのは一人の時間で
  • アイデアを洗練していくのはディスカッションで

という風にした方が良さそう。

誤り3 ゼロからイチを生み出そうとする

クリエイティブなアイデアは、点と点を繋いだときにしか生まれません。

なにもないゼロの状態からイチが生まれるのではなく、1+1=10のように、何かと何かを繋げることでクリエイティブな価値が生まれるのが一般的です。

たとえば「部活+アイドル=スクールアイドル(ラブライブ)」「携帯電話+パソコン=スマホ」みたいに、既存の何かを繋げることで「新しい!」という発想を作るわけですな。

よって、アイデアを量産するには特定のジャンルの『専門的な知識』が不可欠ということがケント大学のメタ分析でわかっています。たとえばシナリオのアイデアを出したいなら、色んな映画、漫画などのシナリオに触れておく必要があるわけです。

良いアイデアは脳が落ち着くときに出る

てことでアイデアは『様々な知識を』『拡散思考で散らばらせて』『一見無関係の何かと何かを繋ぐ』ことで生まれるわけですな(例:部活+アイドル+スポコン=ラブライブみたいに)

とどのつまり、良いアイデアを出すには以下2点が必要になるわけですじゃ。

  • リラックスできる時間にアイデアを練る
  • リラックスできる環境でアイデアを練る

では、上述した2点を行うために『すぐに試せる方法』をご紹介しましょう。

アイデアを出す方法の研究は数多く、たとえば前述したケント大学のメタ分析、ドレクセル大学のジョン・キャニオス博士が行った被験者のひらめきが生まれる瞬間を脳波計で調べた実験などがあります。その中から簡単にすぐ試せそうなテクニックだけをピックアップしました。

ちなみに、アイデアは浮かんですぐ消える特徴があるのでメモはいつも持ち歩くこと推奨です(スマホのメモ機能で構いません)

アイデア量産法9選

では、アイデアを量産する方法を9つご紹介します。

広い場所

広くて天井が高い空間にいるほどアイデアが出やすくなります。

心理学の世界では『脳の広がりは天井の高さと比例する』なんて言われてまして、目の前の作業に集中したいなら狭くて天井が低い部屋、アイデアを出したいなら広くて天井が高い部屋が適してるそうな。たとえばピクサーの社内も高い天井が作られてます。

理由は「視界が広いと思考も拡散されるから(拡散思考)」でございまして、ぼくはアイデアを出したいときは散歩するようにしています。

後述しますが「歩く」「自然音」「青や緑の色」もアイデア出しを有利にしてくれるので、グリーンエクササイズが最強ですねぇ。

暗い部屋

照明が暗い部屋ほどアイデアが出やすいというデータがあります。

たとえば2013年にドイツで行われた『オリジナリティある異星人の絵を描いてください』という実験では、500~1500ルクスの明るい部屋で絵を描いたグループより、150ルクスの暗い部屋で絵を描いたグループの方が面白いアイデアを出したそうな。他にもミラノ・ビコッカ大学の実験でも似たような結論になってます。

おそらく暗い部屋だとリラックスできるからかな?と思いますが、アイデアを出したいときはワット数を絞るのもいいかもしれませんねぇ。

といっても、わざわざ照明器具を変えるのま面倒なんで、ぼくはスマホで色を変えられるスマート電球を導入しました。ササッと明るさや色を変えられるので便利です。

TP-LINK japan kasa-led

ビヴァルディの四季

幸福感を感じるような明るい曲を聴いた後は創造性が高まるそうな。

これはラドバウド大学が151名の被験者を対象に『どんな音楽が人の創造性を高めるか?』調べた実験で判明したこと。使用されたのは『落ち着き』『幸福』『不安』『悲しみ』を連想させるクラシック音楽で、結果は幸福を連想させるビバルディの四季を聴いた被験者の創造性が最も高くなりました。

てことで、ビバルディじゃなくて明るく幸福を感じやすい音楽ならOKっぽいです。さんぽの途中、ベンチに腰かけて聴いてみるのもいいかもしれませんね。

ただし注意点がありまして、あくまで『アイデア出しの前に気分を良くする』ために音楽を聴くようにしてください。

というのも、アイデアを出したいときは音楽を聴くのは逆効果との研究が多いのです。たとえばランカスター大学の研究では真逆の結果が出てまして『自然音以外はどんな音楽聴こうが創造性下がる』という結論に。

アイデアを出したいときは『自然音が一番拡散思考になりやすくて最強じゃね?』と言われてるので、推奨は自然音、あるいは無音です。

たとえば以下のアプリで環境音を流しながらアイデアを練るのがおすすめ。

div class=”pochireba” style=”text-align:left;font-size:small;padding:20px 0;zoom: 1;overflow: hidden;”>リラックス 音楽 - 自然の音, 癒しの雨の音色

午後21時~23時にアイデアを練る

脳が緩和モードの方がアイデアを出しやすいのは以前も述べた通り。

そして多くの人はクロノタイプ的に21~23時に脳が緩和モードになる傾向にあります。当然、その時間を狙ってアイデア出しを行えばザクザク量産できる可能性があるわけですな。

クロノタイプは人によって違うので必ず21~23時が緩和モードとは限らないですが、いつも決まった時間に集中が途切れるなら、その時間帯が『緩和モード』の可能性大です。その時間帯は集中が必要なタスクは諦めてアイデア出しの時間と割り切ってリラックスを決め込むのがいいかもしれません。

青、緑(自然の色)を活用する

青い壁、緑のカーテンなどがある部屋はアイデアが出やすくなります。

理由は青は空、緑は木々など自然を連想させるからとのこと、なるほどなぁ。

※ちなみに赤は脳が緊張してしまうのでアイデア出しには向かないそうです(集中したいときはいいらしい)

もちろん最高なのは昼間に外に出て、自然豊かな公園などを散歩しながらアイデアを練ること。自然音も相まって拡散思考が発揮やさやすくなります。

観葉植物を置く

観葉植物をデスクに置くと創造性が15%アップするそうな。

これはイギリスの心理学者リチャード・ワイズマンの著書『その科学が成功を決める』で述べられてるテクニックで、前述した『自然を連想させる色があるとアイデア出やすくなる』理論とも合致しますね。

ちなみに観葉植物の種類は何でもオッケー、造りものでも効果あるとのこと。ストレス解消効果も確認されてるんで部屋のスペースに余裕があるなら試してみてください。

歩きながらアイデアを練る

屋外を歩きながらアイデアを出すと量産しやすいというデータがあります。

たとえば、スタンフォード大学が40名の男女に様々なお題を出して面白い回答を募った実験にて

  1. 室内で座りながら考える
  2. 外で座りながら考える
  3. 室内で歩きながら考える
  4. 外で歩きながら考える

の4パターンを試したことろ、結果は『外で歩きながら考える』グループの圧勝。ちなみに一番アイデアが少なかったのは『室内で座りながら考えた』グループで、外を歩いたグループと2.7倍の差をつけられてしまいました。

やっぱり外を散歩しながらアイデアを練るのが最強なんでしょうな。健康にもなるし一石五鳥くらいあります。

手を動かしてるとアイデアが出やすい

たとえばペン回しなど、手を動かしながら思考するとアイデアが出やすいそうです。

これはハートフォードシャー大学が78名の子供を対象に創造性をテストした実験で、ジェスチャーを多くさせた子供は、ジェスチャーを禁止した子供より、面白いアイデアを出しやすかったそうな(ちなみに別の実験では大人も同様に創造性が上がることが確認されています)

意図して手を動かすのも効果があるので、ペン回し、指で机をトントン、手をプラプラ、顎を触るなど、 してみるといいかもしれませんね。ちなみに僕は指揮者みたいに手を動かす癖があります。

シャワーを浴びる

良いアイデアの多くは、シャワー中に生み出されたとのデータが数多いです。

たとえばカリフォルニア大学の研究では、アイデアの20%は仕事(漫画を描くなら漫画を描いてる時間)外で浮かんでることがわかってまして、アイデアを出したいならボーっとできる時間を増やした方が良いと言われています。

シャワーやお風呂はボーッとしやすいリラックスの王道なので、やはり効果あるみたいですねぇ。シャワー中は水音で思考が拡散される効果もあるので、よりアイデアが出やすくなるみたいです。

中でも、朝シャワー中が最も良いアイデアが生まれやすいとのデータがあるので、朝シャンを習慣にしてみるのもいいかもしれませんねぇ。

まとめ

とどのつまり、アイデアを出すにはリラックスできる『時間』『場所』が必要、で以下の対策がおすすめです。

  1. 広い場所
  2. 暗い部屋
  3. 明るい音楽(ただしアイデア出し時は自然音が最強)
  4. 夜21~23時の緩和モード
  5. 青、緑など自然の色
  6. 観葉植物
  7. 歩く
  8. 手を動かす
  9. シャワー

試してみてくだせい。では、ばいびー♥

「アイデア出し」スキルが身につくお勧め本3冊

一歩先をゆくスキルが身につく3冊

恒例の「一歩先をゆくスキルが身につく」お勧め本ご紹介コーナー。

今回は『アイデアを出す』スキルが身につく本を3冊ピックアップ。

アイデアのつくり方

まずこれは定番。メンタリストDaiGoさんもおすすめしておりました。

若干古くかんじる箇所もありますが、アイデアの原理原則を学ぶにはとても良い一冊。

アイデアのヒント

「アイデアのつくり方」を具体的に活かす方法がまとめられてるのがこの本。

とても読みやすいので、初心者さんはこちらから読んだ方がいいかも。

ピクサー流 想像するちから

ピクサーのクリエイター流アイデアの出し方がまとめられてる本。

ついでにピクサーの裏話も満載なので、ピクサーファンならもれなく楽しめそうですな。



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