バズるヒット作を生みやすい漫画家の特徴が判明~売れる作家は4つ以上のジャンル経験がある~
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今日の内容は「ヒット作を生みやすいクリエイターにはどんな特徴があるの?」てことについて。
漫画やラノベを描いてる作家さんは誰でも「ヒットする作品を作りたい」と考えてるでしょうし、ブロガーやYouTuberも同様。どうせならバズるコンテンツを作りたいと思っていることでしょう。
てことで今回はアメリカで行われた「コミックとヒットの関係」の研究[1]を参考に、ヒットする作家の条件を考察します。
昔のアメコミを研究したデータですが、現代の日本にも当てはまる…というか現代日本の方が当てはまるのでは?と思った次第です。
- もくじ
1 どんなクリエイターがヒット作を生みやすいのか
この研究はざっくり言うと
クリエーターのどんな性質がコミックのヒット(または失敗)に関係してたの?
てことを調べたものでございます(対象はアメリカ)
1-1 ヒットに関係がなかったこと
で、この研究で分かったことは以下のとおり。
- 出版社の経営資源(予算)は作品とヒットと相関がなかった
- 作品の大量生産もヒットと相関がなかった(むしろマイナスだった)
- クリエイターの経験年数もヒットと相関がなかった
出版社の経営資源とヒットに相関がないのは意外に思えるものの、確かにTwitterやPixiv発でヒットした漫画が少年ジャンプの作品より有名になることがありますもんね(100日後に死ぬワニとか)
大量生産がヒットに繋がらないことは、漫画やラノベが乱発されている現代のコミック業界を見ても分かる通り。
クリエイターの経験年数がヒットと相関がないことも「ワンピース」「進撃の巨人」「鬼滅の刃」など(いずれも初連載)の事例を考えると頷けますな。
1-2 ヒットに関係していたこと
では、作品のヒットに相関関係があるのは、クリエイターのどんな性質だったのか。
この研究では以下の結果となりました。
クリエイターが複数のジャンルに関わったことがあるか
ようするに経験の「年数」ではなく「幅の広さ」がヒットに影響を与えていたわけですな。
具体的には4つ以上のジャンル(SF、ミステリー、ファンタジー、アダルト…など)に精通しているクリエイターほどヒット作を生みやすかったそうです。
そういえば以前読んだ「藤子不二雄の発想術」で、藤子不二雄先生が同様の発言をしていましたな。
ちなみに、この研究のデータを紹介している名著「RENGE 知識の幅が最強の武器になる」では、ジブリの宮崎駿監督が下積み時代に様々なジャンルの作品制作に携わっていたことも紹介されています。
1-3 チームか個人か
ここで疑問になるのが「各ジャンルの専門家を集めてチームを組んだらどうなの?」という点でしょう。
実際この研究ではその点もまとめられてまして、結論は以下のとおり。
- 知識の幅が狭い作家1人よりも、専門家複数人のチームの方がヒット作を生みやすい
- 知識の幅が広い作家1人の方が、専門家複数人のチームよりヒット作を生みやすい
ちょっとわかりにくいですが、研究チームの見解はこうです。
「ナレッジベースの業界でイノベーションを起こそうとする場合、『スーパーな人』を見つけるのが最もよい。もし、多様な知識を持った個人が見つからなかったら『すばらしいチーム』を編成するとよい」
ベストなのは複数のジャンルの知識や経験を持つスーパーマンになること。
それが無理なら、各ジャンルの専門家を集めたチーム(ファンタスティック・フォー)を組んだほうがいいわけですな。
2 まとめ
てことで今回は
「一つのジャンルに固執するより色んなジャンルに精通したほうがいい」
とまとめておきます。
現代日本のように漫画もラノベも大量生産されてる現状では「いかにその他大勢との違いを印象づけるか」キーになりますが、他人と違ったコンセプトやアイデアを生みやすときも「知識の幅の広さ」は有利に働くのではないかと。
てことで私もやっぱエロゲの制作に手を出してみたいなーと思った次第です。
ではでは。