スルースキルを身につける方法 アンチ、荒らしの科学的対処法まとめ

圧倒的スルー術!
たっつー
たっつー(@kaopro1)です

「バカにかまうな」的なスルースキル書籍がブームな昨今、たしかにスルーするしかない厄介な人は案外身近にいるわけです。

たとえば2016年バララッド大学の研究によると、ネット上で荒らしやアンチ活動をする人達は遺伝的にヤバい性格の持ち主で「対策法はスルー以外にない」との結論が出ております。

てことで今日のテーマは『荒らしやアンチなどヤバい人』をスルーする方法。サクッと読めるバージョンもあるので時間がない方はそちらをどぞ。

『面倒なバカをスルーする方法』ざっくり3ステップ版

2019年6月7日
今日のテーマ
  • 荒らしやアンチなどダークトライアドをスルーする方法

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スルースキルの身につけ方 基礎知識:まずメンタルを正常にする

たっつー
ヤバイ奴を視界に入れないのがファーストステップ

心理学の世界ではヤバい連中のことを『ダークトライアド』と呼んでまして、前述したバララッド大学の研究では、ネット上で荒らしやアンチ活動をする人達にはダークトライアドが多いことがわかっています。

そんで結論からいうと、ダークトライアドへの対策法は以下3つしかありません。

  • 優先度1:見ない
  • 優先度2:近づけない(見ないことに失敗した場合のみ)
  • 優先度3:受け流す(近づけないことに失敗した場合のみ)

「見ない」「近づけない」「受け流す」を総じて『スルースキル』と定義して解説していきます。

ちなみにスルースキルを発揮するには前提条件として『メンタルが良好』な必要があります。

というのもメンタルがボロボロだと、ちょっとした攻撃ですぐズタボロに傷ついてしまうし、自制心が崩壊して攻撃に攻撃を返して相手を屈服させたくなってしまうんですな。

てことでメンタルに自信がない人は『メンタル改善』も同時進行でおこなうことをおすすめします。以下を参考にどうぞ。

『パレオ式メンタル安定法』科学が認めた9つのメンタル改善方法まとめ

2019年4月21日
ポイント
ヤバい奴への対策の優先順位は

  1. メンタルを正常にする
  2. ヤバい奴を見ない
  3. ヤバい奴を近づけない
  4. ヤバい奴を受け流す

ダークトライアドとは:4つのヤバイ性質のどれかを持つ危険人物のこと

たっつー
スルーするには、スルーすべき相手を知ることだッ

心理学では、以下の性質をもつ人物をダークトライアド(危険人物)と呼んでいます。

ダークトライアドとは
  • 平然と嘘をついて他人を操る:マキャベリスト
  • 自分を好きすぎるあまり他人に攻撃的:ナルシスト
  • 他人を傷つけても罪悪感を抱かない:サイコパス

ざっくりいうと「呼吸するように嘘をつけて」「人を傷つけることに痛みを感じず」「他人を裏切っても1秒後には忘れる」みたいなタイプの人のこと。うーんやべぇ奴ですな。

たとえば煽り運転をやるような人はもれなくダークトライアドパーソナリティがあると思われます。

あ…?

ついでに、ネットの荒らしやアンチには『サディスト:他人が苦しむ様を見て快感を感じる』も含まれてるので、本記事ではその4つをまとめて『関わってはいけない人物(ダークトライアド)』と定義しようと思います。

ポイント

ダークトライアドにはこんな特徴がある

  • マキャベリスト:平気でウソをつき人を操る
  • ナルシスト:自分を好きすぎるあまり他人に攻撃的
  • サイコパス:他人を傷つけても心が痛まない
  • サディスト:人が苦しむことを見るのが快感

ダークトライアドの性格特徴

たっつー
話合いなど、無駄無駄ァッ!

バララッド大学の実験では「ダークトライアドは『他人の怒りや悲しみで元気になる』ことが判明しています。

すなわち彼らはそもそも、ふつうの人と元気の源が違うんですな。

普通の人と荒らしの心理の違い
  • 普通の人:称賛されたい、喜ばれたい、分かり合いたい
  • 荒らし:踏みにじりたい、怒らせたい、悲しませたい、かき乱したい

これが「荒らしやアンチと話し合うな」の科学的根拠となってまして、目的が違うんだから永遠に噛み合わないし時間のムダとのこと。

論理を振りかざしても火に油、どれだけ他人に悲しい思いをさせてるか諭してもムダなわけです。

たとえば、彼らはフェイクニュースをネタに誰かを攻撃して、後にそれがフェイクだとわかっても、まったく罪悪感を抱かないことが研究で分かってますし、論破でヤバい奴を撃退できるのは『フィクションの世界だけ』と考えておくといいでしょう。

なるほどです

ダークトライアドに関わると

たっつー
ダークトライアドに関わると巻き込まれた人も、良かれと思って手を差し伸べた人も、みんな心を病んでいくという研究結果があります。

よくネットで「荒らしやアンチの相手をすべきか否か」と議論されますが、心理学的には『相手をするのは絶対NG』というのが結論なんですねー。ダークトライアドには関わらないこと以外の対策はありません。

荒らしやアンチってどれぐらいいるの?

たっつー
ネット上の荒らしやアンチの数は「超少数」てことがわかっています。

たとえば2014年にマニトバ大学が調査したところによると、軽度でもネット上の荒らし行為に加担したことがある人はネットユーザー全体の5%ほどと判明。

ネット炎上を研究した名著「ネット炎上の研究」の統計では、ネット炎上に積極的に加担した経験がある人はユーザー人口の0.47%ということもわかっています。

てことで、声が大きいように見える炎上やアンチの声ですが、実は超超超少数はなんですねー。

ようするに同じ人が自演やら何やらして、必死に規模が大きいように見せてたというのがカラクリ。これまた彼らの言葉に耳を傾けても得がないことを示す科学的データの1つです。

『ネット炎上の研究』に学ぶ、荒らし、アンチ対策はスルー一択という根拠

2019年4月19日

もしネット上で誰かが怒ってたり、誰かを批判してたりしても「2、3人でやってる小規模なキャンプファイヤーやな」ぐらいに目を細めておきましょう。

間違っても「ボクも混ぜてー♪」と飛び込んではいけません。マジシャンズレッドよろしく、骨の髄まで焼き尽くされます。

てことで基本知識はここまで。つづいて、よくある間違った対処法を4つご紹介。

ポイント
  • 荒らしやアンチとの話し合いはムダ。一切相手してはいけない。

絶対にやってはいけないNG対処法4つ

以上のデータを参考にするに、みんなやりがちな以下4つの対策は火に油を注ぐ行為になる危険性大。

説得すれば分かってくれる

彼らの目的は納得でも解決でもなく「他人を傷つけること」なので説得に意味はない

論破すれば立ち去ってくれる

彼らの多くは論理で行動はしていないので、理で諭すことは火に蒔をくべる行為と同じ。論破の解決はフィクションと思うべし

悪い意見でも人からの意見は耳を傾けてきくべき

彼らは平然と嘘をつくし、こちらに改善を望んでるわけではない(ついでに0.47%の意見なんやで)

誠心誠意対応すべき

同上。必要なのはぬるい温情ではなく、彼らを遠ざける確固たる決意

ダークトライアドの正しい対処方法3つ

たっつー
まずは『みない』こと

以上のように、ダークトライアド対策にできるのは以下3つ『のみ』です。優先順は1~3となっております。

ダークトライアド対策優先順位
  1. 見ない
  2. 近づけない
  3. 受け流す(相手にしない)

基本は「見ないこと」で、失敗した場合のみ「近づけないこと」を試す。それでも掻い潜ってきた場合のみ、最終手段で受け流すというわけですな。

絶対にやってはいけないのは「相手すること」です。

絡まれても100%無視すること、例えばあなたに対し根も葉もないホラ話を吹いたり、尊厳を傷つけるような挑発をしてきても100%絶対にスルーしましょう(本当に名誉を傷つけられたなら弁護士に相談してOKです)

重要なのでもう一度おさらいしましょうか。

  1. 彼らをあなたの視界に入れないこと
  2. 視界に入っても近づけないこと
  3. 近づいできても無視すること

それができなければあなたも、あなたの大切なファンも、家族や友人も、みんなを巻き込んで不幸な結果になる恐れもあるので気をつけてくだせい。

わかりました

スルースキルStep1:「見ない」

まず第一にやるべきは『見ない』対策です。

じつはこれが意外とむずかしくて、多くの人がつまづいてしまうんですねぇ。見たくなくても見てしまうのは人の性なので、自制心との闘いになります。

てことで以下3点で『見ない』力を磨くのがおすすめ。

  1. 彼らの住処に近づかない
  2. セルフコントロール力を鍛える
  3. ダークトライアドの見分け方を知る

1:彼らの住処に近づかない

「彼らのエサはネガティブな感情。つまり…」

結論からいうと、彼らの住処はネガティブな場。理由はカンタンで、人の負の感情、敵意の感情が渦巻いでいるからですな。エサをくれる人の周りにノラネコが集まるのと同じです。

ネットでメンタルを病む人の多くは『ネガティブなコンテンツのスルー』をできず苦しんでいます。たとえば、

  • 炎上してるコメント欄を見て病む
  • エゴサーチして病む
  • 荒れてる匿名掲示板を見て病む

など、こういったネガティブな場はダークトライアドの巣窟なんですな。

なるほど、たしかにそうかも

スタンフォード大学とコーネル大学の共同研究によると、彼らが先導したネガティブなコメントを見る人は、攻撃的になったりメンタルが病むことが判明しています。てことで、彼らが繁殖してるような場所はそもそも覗かないのが吉です。

参考記事:見ると自分も周囲も精神を病むコンテンツ…受動ストレスの罠

たとえば、飲食店で美味い飯食ってるときに、となりの席のおっさんが店員さんを怒鳴りつけてたら飯が不味くなりますが、ネガティブなコンテンツはそれと同じです。ネット上の匿名性高いコンテンツは、常におっさんがブチ切れてるメシ屋みたいなもんなんで、近づかないにかぎります。

2003年マサチューセッツ工科大学の研究ではネガティブな感情はポジティブな感情の7倍も人から人へ感染しやすいことがわかっていまして、好奇心とはいえネガティブな情報を目にすることはデメリットの方がはるかに大きいのです。

てことで、そういった『好奇心を刺激されるがネガティブなダメージを受ける危険性があること』を静止する自制心を鍛えるのが『見ない』ためのステップです。

2:セルフコントロール力を磨く

「見ない」にはセルフコントロール力を磨く必要があります。

セルフコントロール力とは、目先の衝動や欲望をおさえて長期的な利益を選択する能力のこと。たとえば煽り運転みたいに、どう考えてもデメリットしかないことをやってしまう人は、セルフコントロール力がとっても低いと推測できるわけですな。

逆にいえば、セルフコントロール力を鍛えれば、挑発に乗って戦ってしまいそうなメンタルをコントロールしやすくなります。

セルフコントロール力の高さは遺伝で決まる影響が大きいですが、後天的に伸ばす方法としては、

マインドフルネスのトレーニングは一人でもおこなえるし、メンタルを落ち着かせる効果もあるのでおすすめ。

3:ダークトライアドを見分ける

「案外近くにいる、ヤバイ人」

ネットでもリアルでも、ダークトライアドの見分け方を知ってれば遠ざける予防になります。といっても100%見分ける方法ありませんが、科学的根拠があるのは以下の通り。

直感!

60%で当たると言われるのが「直観」です。

2011年アメリカのワシントン大学が209名の被験者を集めて行ったダークトライアドを見分ける実験では、被験者は60%の確率で ダークトライアドを言い当てました。同様の結果は数多く報告されています。

生物は本来「敵」を一瞬で見抜けなければ殺されるリスクがあるので「直観」の信憑性はバカにできないと推測できるんですな。逆に「人を理解するには長時間かけなくては」というバイアスは不利に働く危険性高し。

ネットでは「文章の書き方」「プロフィール写真」等に対する直観もおおむね当たると言われてるので、直感で「こいつと会わないな」という人は距離をとることを推奨します。

もちろん例外もあって「直感でイヤな人と思ったけどイイ人だった!」というケースもあろうと思いますが、例外のほうが確立が低い以上チャレンジはあまりにリスキーなのでおすすめしません。

「自分ファーストか否か」で見分ける

ダークトライアドは『他人の感情や尊厳を踏みにじってでも自分を優先する』ことがわかっています。

これはウルム大学が2,500名の男女を調査して判明して判明したこと。ヤバイ奴を見分けたいなら、相手がいかに自分ファーストな言動をおこなってるかチェックしてみるとよさげ。

逆にいうと、自分ファーストじゃなければ、ナルシストも、サイコパスも、そこまで警戒する必要はなかったりします。詳しくは以下の記事をどうぞ。

スルースキルStep2:「近づけない」

「いや、近すぎ」

ダークトライアドを見ないように対策しても、向こうがあなたを傷つけに近づいてくることがあります。彼らは常日頃から誰かを傷つけるチャンスを狙っているので、あなたの周りの隙をつぶしていきましょう。

1:テリトリーに侵入させない

「ちけーよッ!ちけェーよッ!」

まず、あなたのテリトリー(メディア)にはダークトライアドが入らないようにしなくてはいけません。前述したように、彼らが放つネガティブな発言は受動ストレスとして感染し、それを見た良心的な人たちのメンタルも病ませていくからです。なので、

  • 彼らの発言を誰にも見れないようすること
  • 掻い潜って近づいてきたらブロックなどで排除すること

の2点が必要なんですな。

たとえばメンタリストDaiGoさんのYou Tubeチャンネルの運営法が参考になります。彼の場合は、

  1. 彼自身はダークトライアドを「相手にしない」と決め込んでいる
  2. コメント欄を非表示にしダークトライアドの発言がみんなに見えないよう配慮してある
  3. それでもコメントがみんなの目に触れたときは速やかにブロックし排除する

「そこまでしなくても…」「せっかく見に来てくれたんだし…」思う優しい人も多いのですが、その優しさこそダークトライアドにとって格好の餌食。念のため繰り返しますが、彼らがあなたのテリトリーに侵入すると、本当に良心的なあなたのファンも巻き込んで傷ついたりネガティブなコミュニティになるので注意です。

2:ドレスコードで遠ざける

飲食店などは昔からダークトライアド対策に「ドレスコード」を用います。

ダークトライアドの多くは「絡みやすい」「隙がある」「無償」の場に集まりやすいので、ドレスコードを敷くことで客の質と店の安全を保つわけでな。

近年のインターネットビジネスでは『オンラインサロン』など有料コミュニティをつくることでドレスコードし、ダークトライアドを近づけない対策がおこなわれています。

オンラインサロンとは、web上の「有料会員制コミュニティ」のこと。書籍買ってガッツリまとめた記事があるので、気になる方は参考にどぞッ

価格は安くてもかまいので、ネット上でのドレスコードをおこなえば「見る」人も「近づく」人も制限できます。

たとえば、PixivFANBOX、You Tuberメンバーシップ、ニコニコちゃんねる、CHIP、DMM.comなど、オンラインサロンをつくれるサービスは近年増加傾向にあるので、興味がある人は取り組んでみてください。

スルースキルStep3:「受け流す」

「最終手段は『無視する』こと」

いくら防波堤を作ってもダークトライアドは必ずあなたの人生に侵入してきます。たとえば飲食店でとなりの客が嫌なヤツだったり、車を運転してたら煽られたりすることもありますからねぇ。

そんなときに備えて、鋼のメンタルを準備しておきましょう。

ご紹介するのは、デタッチド・マインドフルネスと呼ばれるメタ認知療法のトレーニングです。

デタッチド・マインドフルネスとは

デタッチド・マインドフルネスは「自分」と「感情」を分離(デタッチド)する視点のこと。

簡単にいうと、自分の感情を『他人事』のように切り離すことであります。

たとえば、映画の失恋シーンを見て共感することがあっても、自分のことのように辛く、悲しくなって食事が喉を通らなくなることはありませんよね。それは『自分のこと』ではなく『他人ごと』だからです。

デタッチドを鍛えるとイラッとしても「でもこれ映画だからオレには関係ないしなー」みたいに軽く受け流せるようになっていきます。

ちなみに、この能力を修行でバリバリ鍛えてるのが仏教徒でございまして、サイコパス研究の第一人者ケヴィン・ダットン著『サイコパスに学ぶ成功法則』では、サイコパスと仏教僧の脳構造が非常に近いことが紹介されとります。

へぇ~…なんか不思議です

てことで、メタ認知療法の第一人者ウェルズ博士が2005年の論文でまとめたデタッチドマインドフルネスのトレーニング法など、スルースキルを磨く方法をご紹介。

日常的に試しやすいのがデタッチドの良いところなので、やりやすいテクから試してみてください。

※10個のテクニックを紹介しますが順番は関係ないです。やりやすそうなのからトレーニングしてみてくださいませ。

1:サード・パーソン・セルフトーク

「自分のことを『他人事』のようにナレーション」

デタッチドの感覚をいち早く試したいなら、サード・パーソン・セルフトークがおすすめです。

やり方はかんたん。イラッとしたり、悲しいことがあったら、それを他人事のようにナレーションしてみるだけ。

  • ×ぼくは悲しんでいる
  • 〇たっつーは、悲しんでいるみたいだ

たったこれだけのテクニックですが、オハイオ州立大学の実験ではサード・パーソン・セルフトークを試した学生は平均1秒で平常心を取り戻したといいます。もちろん、ぼくも日常的に活用しているテクニックです。

簡単に試せるので、日頃から試してメタ認知を鍛えてみましょう。

2:脱フュージョン「~に気付いてる法」

サード・パーソン・セルフトークの効果をさらに高めるのが「~に気づいてる法」です。

これは、サード・パーソン・セルフトークのあとに「~に気付いてる」とナレーションを加えるだけの方法。より客観的になるので感情を切り離しやすくなります。

  • 「たっつーは、悲しんでいるようだ。だが、それに自分で気づいてる

↑黄色の部分を加えたら、より客観的(他人事)になりましたねぇ。これは認知行動療法の世界で脱フュージョンと呼ばれるテクニックです。お試しあれ。

3:フライ・オン・ザ・ウォール

「セミ、人間のこと観察して、笑う」

フライ・オン・ザ・ウォールもスルースキルの定番です。やり方は「壁に止まったハエになって自分を客観的に眺めてるとイメージする」だけ。ハエがキモかったら「セミ」でもなんでもOKです(笑)

ふざけたテクニックに思えますが効果は抜群、オハイオ大学の研究でも効果が認められるなど科学的エビデンスもあります。自分もイラッとすることがあると即座に試しています。お試しあれ。

4:リフレーミング

「失敗などしていない、成功しない方法を見つけただけだッ」

リフレーミングは「感情の意味を変えてしまう」テクニックで、うつ病の治療などに用いられてきた歴史があります。たとえば、車の運転中に急に前に割り込まれたら、

  • きっと漏れそうでトイレに行きたいんだろうなー
  • 誰か大事な人が危篤で急いでたんだろうなー

と、このように勝手な解釈をして物事の意味を再定義するのがリフレーミング。要するに自分に都合の良いように捉えるわけ。エジソンの有名な屁理屈「失敗などしてない、成功しない方法を見つけただけだッ」は科学的にも効果あったってわけですねぇ。

たとえば

たとえばハーバード大学が行った実験では、被験者に「カラオケ」「テスト」「スピーチ」など緊張する体験をしてもらう際に「興奮してきたぞ!」と口に出させるだけでカラオケやスピーチの評価が17%上がり、テストの成績が22%向上したデータがあります。

緊張と興奮は体に起きてる変化は同じなので、そのストレスを『緊張』と捉えると体が不安を感じてパフォーマンスが下がり、『興奮』と捉えると不安を抱かずパフォーマンスが上がるんですな。

このようにストレスの意味を変化させればスルースキルが鍛えられるので、お試しあれ。

5:アテンショントレーニング

「目を逸らす!気を紛らわすッ!」

アテンショントレーニングは「ネガティブから即行で目を逸らすトレーニング」です。

人はイラッとする瞬間を回避することはできませんが(ダライ・ラマですらそうらしい)、ストレスに強い人は「ネガティブから瞬時に目を逸らす」能力に長けていることもわかっています。それを鍛える目的で開発されたのがアテンショントレーニングです。たとえば、

  • イラッとしたら、「リラックスを象徴する青色」の何かを探してみる
  • イラッとしたら、「3」という数字が入った何かを探してみる
  • イラッとしたら、自分好みの異性がいないか見渡してみる

このように反射的に別の目的を持つことで気を逸らすわけですねぇ。これも試しやすいテクニックなので、是非お試しあれ。

6:自由連想タスク

自由連想タスクは、メタ認知療法の第一人者ウェルズ博士が提唱する、デタッチド感覚をつかむためのトレーニング法。

やり方は非常にシンプル。まずリラックスし、以下の言葉を読み上げます。

  • リンゴ
  • 誕生日
  • 海岸
  • 自転車
  • バラ

それぞれの言葉を読み上げた際に浮かんだイメージを客観的に観察しましょう。ただそれだけです。

  • 「りんご…あ、いま先日スーパーで見たリンゴを思い浮かべたな」
  • 「誕生日…あ、なぜか隣の家の犬を思い浮かべたな」

みたいに、浮かんだイメージを否定せず、肯定せず、ひたすら客観的に観察します。

ついでに言葉は何でもOKなので、たとえば街の看板や駅の広告で目に入った言葉でも試してみましょう。

7:タイガータスク

タイガータスクは、目の前に大きな虎をイメージするデタッチドトレーニングです。

  1. 目をつむって、目の前に大きなトラがいるとイメージ
  2. このトラを一切動かさないようにイメージ
  3. 5分間やってみる

たったこれだけ。

ところがやってみると「トラを動かさない」のは中々難しい。近づいてきたり、ヒゲが動いたり、見る角度が変わったりしてしまうんですな。

このトラを動かさないようになれれば『頭に浮かんだイメージを静止する』能力が身につきます。つまりネガティブな想像を瞬時に静止しコントロールできるわけです。お試しあれ。

8:空想技法

思いっきり楽しい空想をし、それを客観的に眺めるイメージを養うトレーニング法です。

  1. すんごい楽しい想像をする。異性との楽しいデート、旅行、豪華な食事など
  2. しばらく空想の世界にひたる
  3. 一歩引いた視点を想像する
  4. 先ほどまでいた空想の世界をテレビ越しに見てる自分を想像する

フライ・オン・ザ・ウォールのように『第三者の視点』で自分を客観視するトレーニングになります。バイオハザードのプレイ画面のような視点で自分を眺めてるとイメージすると分かりやすいかも。

バイオの視点は「TPS(サード・パーソナル・シューティング)」このようにテレビ越しに自分を眺めてるイメージ。

9:雲のメタファー、電車のメタファー

「感情は雲や電車と同じく通り過ぎるもの」とイメージするだけのトレーニング。

トレーニングといいいますか、以下の文章を読むだけです。

デタッチドマインドフルネスは、雲の中にいるあなたのそばを、別の雲が通り過ぎていくのを見つめるのに似ています。

そもそも雲とは、地球が自分の天気を管理するための大きなシステムの一部。雲の形を変えてみたり、雲の動きをコントロールするのは不可能だし時間のムダです。

通りすぎる雲の観察日記をつけるように、自分の思考や感情もとりあつかってください。雲はやがて通り過ぎていきますが、雲があるあいだは手出しをしないでください。

電車のメタファーも同様。

自分の心を駅のようなものと考えてみましょう。思考と感情は、駅を通り過ぎる電車です。

電車はホームにいったん停まり、やがて必ず通り過ぎていきます。あなたはホームに立つ見物人になり、ただ電車が通り過ぎていくのを見てください。電車に乗り込まない限り、別の場所に着いてしまう心配はありません。

パレオな男さまより引用

10:マインドフルネス瞑想

ド定番ですが、マインドフルネス瞑想のトレーニングも行った方がメンタルは安定します。

マインドフルネス瞑想については以前まとめてるのでそちらを参考にどうぞ。

てなわけで以上です。では、ばいびー♥

わかりました、ありがとうございます

一歩先をゆくスルースキルが身につく本3選

最後に恒例の『一歩先をゆくスキルがみにつく3冊』紹介コーナー。今回は、スルースキルの習得に役立ちそうな本をピックアップ。

ネット炎上の研究

ダークトライアドの性質を知るにはこちら。炎上に加担しやすい人の職業、年齢、性別なども統計で調べてる面白い本でござんす。

まんがでわかる隣のサイコパス

「サイコパスって実は身近にいるんだよ」という例をマンガで解説してる本。ダークトライアドを見分けるのに役立つかも。

オンラインサロンの作り方

ダークトライアドを「近づけない方法」で紹介したオンラインサロンを作る方法の本。ネットで活動するクリエイターには相性良いんじゃないかしら。

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ABOUTプロフィール

たっつー

「創作で生きる」をテーマに14歳で学校やめて個人事業主になったクリエイター、以来10数年、大道芸からゲーム実況まで趣味を仕事にして暮らしている。 【活躍内容】 1・絵師やゲーム実況者が二次創作に活用しやすいフリーゲームの制作| 2・創作に役立つノウハウ研究&シェア|

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