心の琴線にふれる漫画『コラソン サッカー魂/塀内夏子』を読んだぜ

たっつー
たっつー(@kaopro1)です。

マンガは娯楽の一つですが、ときに心の琴線にふれ、人生を変える影響を感情に与えてくれるのです。

てことで、心の琴線にふれるマンガ家、塀内夏子さんの『コラソン サッカー魂』全9巻をKindle Unlimitedでいっき読みしました。

結論からいうと、相変わらず感動的なサッカー漫画で、やっぱ塀内夏子さんのマンガはいいな~と思わされた一作でござんす。

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コラソン サッカー魂とは

ざっくり言うと『コラソン/サッカー魂』は、サッカー日本代表チームがW杯出場をめざす物語。ですが、実際のテーマはもっと深層にあり『FWとは?』『闘うこととは?』『監督と選手とは?』のように、感情的な葛藤が描かれた良作でございます。

作者は塀内夏子さん、ぼくが以前『人生を教えられたマンガの1つ』に挙げた『Jドリーム』の作者さんですな。ちなみに代表作『オフサイド』はアニメ化もされてました。

世の中にサッカー漫画は数多いですが、感情的で泣ける、心の芯からかっこいいサッカー漫画を描かせたら、この人の右に出る者はいませんな。あと、屈強でゴツい男の描き方も好き。

コラソン:あらすじ

あらすじをざっくり解説するとこんなかんじ。

  1. 点が取れずW杯アジア予選で低迷するサッカー日本代表
  2. 実績あるドイツ人老監督が代表監督に
  3. 素行不良でJリーグを追放されたFW主人公を代表に召集
  4. 実力はあるが自分勝手でわがままな主人公はチームに何をもたらすのか?

全9巻のストーリー展開は『13フェイズ』に忠実でした。

主人公とメインキャラクターの『変化/成長』が丁寧に描かれるのがナイスで、ワガママな主人公がチームメイトと徐々に打ち解ける様子にはニヤニヤしてしまいます。

コラソン サッカー魂の感想:やはり人生を学べる

やっぱ塀内さんのサッカー漫画はいいなぁーと。

塀内夏子さんはサッカーの試合描写もさることながら、キャラクターの『感情描写』が巧みでして、たとえば失敗への葛藤、チャレンジの怖さを乗り切る勇気、そしてその過程などを描かせたら右に出る者はいない漫画家さんです。

一言でいえば、塀内さんのマンガには『人生』が詰まってるんですな。サッカー漫画のようでいて、とどのつまり人生の漫画なのです。

たとえば塀内さんの代表作Jドリームでは「世代交代」「ゴールキーパーの葛藤」「個人と公」のようなテーマが扱われていましたが、これは誰もが共感できるテーマですよねぇ。

  • 世代交代:夢は叶ってないのに歳老いていく。若者はすぐ後ろに迫っている。そんな世代に生き様とは
  • ゴールキーパーの葛藤:ヒーローになりにくいが責任は重い。そんな仕事の美しさとは
  • 個人と公:自分の夢か、チームのことか、どちらかを選ばなくてはいけないとき、最高に美しい選択とは

みたいに、サッカー漫画だけどサッカーを超えたところのテーマが心の琴線にふれるのが塀内夏子さんの漫画の特徴でして、それは「コラソン サッカー魂」も同様。たとえば以下は単行本4巻のセリフですが、人生に通ずる哲学ですよねぇ。

起きてしまった出来事や失敗を すぐに忘れてリセットできる者もいるが できない者もいる

忘れられないのなら 背負っていくしかない

肩の重さに負けぬよう 顔が下がってしまわぬよう 走って 走って 走って

本作で印象的なセリフに『監督はピッチではなにもできない』というワードがありまして、これもまた『親と子供』『先生と生徒』『友人や恋人』など、あらゆる人間関係に通ずる普遍のテーマですね。このセリフはエゴイストな主人公が監督に向けて『オレに指図すんな』という意味で放った言葉なのですが、これがまた最終回で感動的な展開を生むセリフになるのです。

kindleなら1冊99円だし、Kindle Unlimitedの会員は読み放題なので、気になる方はぜひ読んでもらいたい一作ですな。ちなみにKindle Unlimitedでは『Jドリーム』も読み放題です。

では、ばいびー♥

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