クリエイティブ思考が身につく10の習慣 FUTURE INTELLIGENCE

「これからは一億総クリエイター時代や!」と叫ばれはじめて早十数年、巷ではYou Tuberが大活躍し、貧乏学生2人が家賃を稼ぐためにはじめたAirbnbが数兆円規模の大企業になるなど、個人のクリエイティビティが大企業を押しのける時代になってきました。

そんな『一億総クリエイター時代』を生き抜く思考法を10のフィックスでまとめた『FUTURE INTELLIGENCE』という本が面白かったのでシェア。

新時代のクリエイターに必須な10の思考

タツさん

「柔軟なアイデアが、白紙の地図に未来を刻む…ッ」

『FUTURE INTELLIGENCE』は『クリエイティブな人たちはどういう習慣を持ってるのか?』『そこに科学的エビデンスはあるのか?』を解説した本です。

その中から新時代クリエイターに必須な10のフィックスをご紹介。

その1『遊び』楽しいことで脳を刺激する

タツさん

「クリエイティブな発想は遊びの中から生まれるんだぜ」

例としてスーパーマリオブラザーズの生みの親、宮本茂さんの少年時代のエピソードが紹介されていました。

そういえば鈴木祐さんの『最高の体調』でも、遊び心と幸福感の相関性は科学と照明されてると書いてあったなぁ。

鈴木祐さんの「最高の体調」がくっそ名著だった件

『最高の体調』いわく、心理学でいう『遊び心』とは、どんな状況も楽しさやユーモアを使って解釈できること、とのこと。日常をゲームのように解釈できると良さげですね。

その1
遊び心を忘れない

その2『情熱』何かに夢中になる

タツさん

「情熱を注げなきゃ、がんばれないんだぜ」

「上手くなりたい」という情熱を持てることに取り組んだ方がクリエイティブになりやすい、とのこと。

ちなみに、情熱を傾ける対象に「評価」を求める人ほど燃え尽きやすく、「成長」を求める人は成功しやすいんだそうな。わかるわー。

評価を求めると『思ってたのと違う』『評価されなきゃゴミだ』みたいに、目の前の遊びを楽しめなくなるんですな。

てことで、情熱を傾ける対象は「スキルアップ」「成長」を目的にするのが吉。

その2
評価を求めると情熱の火は消える

その3『夢想』自分と深くつながる

タツさん

「ぼーっとする時間に、アイデアは出るんだぜ」

「夢想」というと怪しく聞こえますが、ようするに『ぼーっとする時間をつくるべし』ということ。これも心理学ではお馴染みですな。

アイデアの出し方まとめ -科学的にひらめきを量産する9の方法-

具体的には思考を拡散させた方が良いアイデアが出やすくなると言われてまして、なんでも72%の人はシャワー中に良いアイデアが出た経験があるんだとか。

他にも自然音も拡散思考になりやすいことがわかってるので、朝にシャワーを浴びて、昼に川辺をさんぽするのが理想的かもしれませんねぇ。

その3
意図的にボーッとする時間をつくる

その4『孤独』ひとりの時間で考える

タツさん

「アイデアは、独りのときに出すもんだぜ」

クリエイティブでありたいなら、一人で考えられる時間も確保しなくてはいけない。これも鉄則と言われてることですね。

ニュートンは万有引力の法則をまとめるために2年間引きこもってたし、「孤独じゃなきゃ、まともな作品を作れない」とはピカソの有名な言葉。

友人や家族を捨てろということではなく、クリエイティブになると決めた時間は独りになることが必要なんですな。

その4
アイデアは孤独に練るべし

その5『直感』無意識の声を聞く

タツさん

「直感だけに頼ってると、失敗するぜ」

近年の研究では、人間の直感はかなり鋭いと判明していますが、本書では「直感だけに頼るのは危険だ」と警鐘も鳴らしています。

というのも人は直感的に「これだ!」とひらめいたことを『正しい』と思い込みやすくなるバイアスがあるらしい。とくにクリエイターほどそういう傾向あるかもしれませんね。

ただ時間を置いて客観的に見ると「なぜ、あんなアイデアを良いと思ってしまったのか…」ということも少なくないので、直感だけに頼らず時間をかけて精査することも必要みたい。

バイアスについては以下を参考にしてみてください。

いくつ当てはまる?有名なバイアス(思い込み)27種類まとめ
その5
直感をすぐに信じず時間を置くべし

 その6『好奇心』非日常の体験で限界を広げる

タツさん

「知りたい欲求が、クリエイティブさを生むんだぜ」

クリエイターは好奇心があるほど有利、たとえば知識の成長をしやすい傾向にあるそうです(「なぜ」「なぜ」と色んなことを調べようとするから、とのこと)

好奇心の強さはビッグファイブ性格診断で調べることもできます。ビッグファイブの『開放性』という数値が高いほど、好奇心旺盛で、判明飽きっぽくて集中力が足りない傾向にあるとか。

ビッグファイブ性格分析とは:もっとも科学根拠ある性格診断テストのこと

ちなみに自分は開放性は高いものの、協調性と外向性がズバ抜けて低いという結果でした。ズコーッ

その6
「知りたい」欲求がクリエイティビティの源

その7『瞑想』観察し、点と点を繋げる

タツさん

「スマホばかり見てると、足元のきれいな花を見落としてしまうぜ」

マインドフルネス(「今この瞬間に目を向ける」)こともクリエイティブな発想につながる。なぜなら、現代人は「今」を見ていないからとのこと。耳が痛いわー。

んで、マインドフルネスを鍛える方法として『瞑想』がすすめられていますので、トレーニングしたいなら以下のまとめを参考にどぞッ

マインドフルネス瞑想入門:初心者向けのやり方、ガイドアプリまとめ

 

その7
「いま」に意識を向けるトレーニングをしよう

その8『繊細』傷つきながら、深く感動する

タツさん

「傷つきやすほど、繊細な作品を作れるのだ」

感受性が豊かな人ほど、人の心を揺さぶる発想を生み出しやすい、とのこと。なるほどアーティストを例に考えるとわかりやすいかもしれません。

つまり「共感される作品」をつくるには、人の感情を読み解く能力が必要なわけですね。

これは心理学では『共感性』と呼ばれるパーソナリティのことで、スマホなどデジタルデバイスの使い過ぎで失われることも分かっているので、定期的にデジタル断食してみるのもいいかもしれません。

その8
傷つきやすい人は芸術家の才能がある

その9『逆境』辛い体験で成長する

タツさん

「辛いことは、クリエイティブの種なんだぜ」

ずっと幸福な人より、トラウマがあったり、辛い体験をした人のほうがクリエイティブになりやすいとのこと。

もちろん『すすんで辛い体験をしなさい☆』という意味ではなく、辛いことがあっても『クリエイティブに活かすぞ』という心意気が必要というお話です。

そういえば、自分もクリエイティブな活動をするキッカケはいつも『辛い体験』があった気がしますねぇ、犬が死んだり、親戚が死んだり、学校辞めたり、などなど。

すすんで不幸になる必要はないけど、逆境やリスクはそこまで毛嫌いする必要はないのかもしれませんねぇ。

その9
逆境は「レベル上げの戦闘」と考える

その10『異端』アウトサイダーでいる

タツさん

「人と違うことをする、それだけでクリエイティブなんだぜ」

『クリエイターになりたいなら、人と違う自分でいたいと思い続けろ』とのこと。

そういえば、スペインの哲学者オルテガはこんな表現をしていました。

  • 大衆:みんなと同じことに安心を感じ、人と違うことに苦痛を感じる
  • 貴族:みんなと同じことに苦痛を感じ、人と違うことに安心を感じる

クリエイターが目指すべきは、言うまでもなく『貴族』の側。

つねに前提を否定し、みんながやってることを斜に構えて眺め、そんな姿勢を否定する大衆の声に耳をかさず、人と違うことをやろうとする姿勢がクリエイティブの源なんですねぇ。

もちろん、アイデアをゼロから出す必要はないと思うので、たとえば「あの人のゲーム実況面白いけど、あそこを変えたらもっと面白くなりそうだよなぁ」みたいに、人がやってることにエッセンスを加えていくのが良いのではないかと思われます。

その10
人と同じことに「安心」しない

まとめ

感想を一言でまとめよう

「クリエイティブでいるには、人と同じことに苦痛を感じなきゃいけない」

てことで以上です。偉人たちの知られざるエピソードや、クリエイティブに関する科学実験のことが書かれていて楽しめました。さっそく散歩にでも行ってこようと思います。

では、ばいびー♥