『魅力的な人物を作るマンガキャラクター講座』を読了

たっつー
たっつー(@kaopro1)です。

『魅力的な人物を作るマンガキャラクター講座』て本を読みました。ざっくり言うと『キャラを際立たせるには、キャラ同士の相性が大事だぜ』と述べてる内容でございます。

キャラクターは役割が大事と主張する文献は当サイトではいくつか解説してきましたが、役割の相性を説いてる本は珍しいタイプですねぇ。

てことで、少年マンガと、少女マンガのキャラクターを設定するコツが書かれてたのでシェア。ちなみに『短編作品』を想定したノウハウとなっております。

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少年マンガのキャラクターの作り方

少年マンガの短編でキャラクターをイキイキ動かすには、以下4つのキャラクターを組み合わせるといいとのこと。

主人公

主人公とは、物語を通じて『変化』をする人物のこと。すなわち読者が感情移入する対象でございます。

本書では『身体能力が(高い、普通、低い)精神力が(高い、普通、低い)』を組み合わせた計9パターンで決めれば楽なんじゃない?と提案されてます。たとえばワンピースのルフィなんかは「身体能力高い、精神力も高い」キャラクターで、僕のヒーローアカデミアの緑谷出久は「身体能力低い、精神力高い」キャラクターというかんじですね。

ヒロイン/相棒

主人公と良い感じになる異性キャラ、あるいは良きパートナーである同姓キャラ。ドラゴンボールではブルマ、黒子のバスケでは火神くんという感じでしょうか。

主人公の至らない箇所を補完してくれるような存在ならパートナーとしての魅力が上がりそうですね。たとえば「身体能力高い」けど「精神弱い」主人公の精神を支えるヒロイン/相棒なら、存在価値が高いのではないかと。

サブキャラ1(吊り上げ担当)

吊り上げ担当とは、主人公の魅力を褒めちぎって株上げしてくれる存在のこと。ジョジョのスピードワゴン先生がわかりやすいですね(笑)

主人公の能力や善行は「自分で言うより第三者が言った方が好感度が上がる」という心理学データもあるので、吊り上げ担当キャラの存在はかなり大切。ミナミの帝王や闇金ウシジマくんのように、相棒が突き上げ担当を兼任するのもいいんじゃないかなーと思います。

サブキャラ2(敵、ライバル)

敵、ライバルは物語の『目的』に直結する重要な役割です。

たとえば『主人公が精神的な弱さを克服し、タフになる変化を遂げる物語』なら、敵を倒すことがタフな変化に直結しなくてはいけないわけですな。ただ単に悪いヤツをやっつけるだけではドラマにならないのが物語も面白くも難しいところです。

てことで、敵、ライバルは『そいつを倒すことで主人公は変化を遂げられるのか?』を軸に考えてみると良いかもしれませんねぇ。

少女マンガのキャラクターの作り方

少女マンガの物語は恋愛がテーマになることが多いのでメインキャラは「主人公」「ヒーロー」の2人だけ。両者いかに魅力的なギャップを作れるかがポイントとのこと。

本書では以下のように「通常パート」「シリアスパート」で性格を変化させてキャラづくりすることが推奨されてました。たとえば、

  • 主人公通常パート:いつも笑顔で友達も多いが、どこか抜けててミスが多い
  • 主人公シリアスパート:実は幼い頃に大きなトラウマがありミスを極端に恐れている。笑顔が多いのはミスを隠すため
  • ヒーロー通常パート:クールで落ち着ている。学校の成績はいいが友達は少ない
  • ヒーローシリアスパート:実は不安症で人と話すのが苦手。いつも犬のぬいぐるみ相手に愚痴をこぼしている

てな感じで、通常パートとシリアスパートのギャップを大きくしていけば良さそう。

なるほど、たしかに少女マンガの多くは1話の中で「通常パート」「シリアスパート」が切り替わることでドラマを生み出してますな。

マンガのプロット8ステップ

最後におまけで、これらのキャラを活かしやすいプロットの型をご紹介。詳しくは以下を参考にどぞッ

関連記事:売れるプロットの作り方 漫画/小説/ラノベを科学的に書く方法まとめ

ざっくり言うと、プロットは映画だろうと、マンガだろうと、ラノベだろうと、ゲームだろうと、古今東西『似たような展開が好まれる』のでして、それを科学的に分解したのが以下のようなテンプレートでございます。

  1. 日常:主人公の人物像や世界観の解説(少年マンガ:目的、夢)(少女マンガ:学年や部活、学校での立ち位置)
  2. 事件:日常を切り裂く出来事が起き、主人公の物語が動き出す(少年マンガ:敵に恋人をさらわれる)(少女マンガ:男の子と出会う)
  3. 小さな変化:努力や工夫、仲間の助けで問題解決に乗り出す(少年マンガ:修行)(少女マンガ:好かれるために試行錯誤)
  4. 大きな変化/カバードピーク:一度問題解決してウェイウェーイと調子にのる(少年マンガ:中ボスを倒す)(少女マンガ:デートに誘われる)
  5. 崩壊/ドラマフォール:新たな問題が到来して築き上げたものが崩壊(少年マンガ:自分のミスで仲間が全滅)(少女マンガ:デートで失敗して相手を怒らせる)
  6. 復活:賢者の言葉などで再奮起を決意。ここが物語で最も印象的なシーンになる率高し(スラムダンクの「好きです、今度は嘘じゃありません」など)
  7. 大きな事件:物語のピークとなる大事件が起きる(少年マンガ:ラスボスが攻めてくる)(少女マンガ:学園祭でライブしたり、家が火事になったり)
  8. 解決:危機が去って円満に終わる。この際、『1・日常』から見て主人公が変化した様子が描けてればOK

では以上です。ばいびー♥

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