ORIGINALSに学ぶ成功したい人ほど成功から遠ざかる理由

「成功したい気持ちが強い人は成功者のパクリしかしなくなるから成功から遠ざかるよ」

という話が面白かったのでメモ。元ネタは名著として名高い「ORIGINALS 誰もが人と違うことができる時代」です。

ブログとかYouTubeとかやってる自分としては耳が痛くなる話でしたが「なるほどそういうことかぁー」と腑に落ちる話だったのでシェアします。

これから何かで成功を目指してる方は参考程度に。

1 ORIGINALSとは

「ORIGINALS 誰もが人と違うことができる時代」は、心理学好きにはお馴染み天才アダム・グラント教授の本。

誰もが簡単にコンテンツを制作できる現代で、周囲から抜きん出たければ「他人と違うアイデアで目立つ」ことがめちゃくちゃ大事なわけですが

  • では斬新でオリジナリティあるアイデアってどうやったら生まれるの?

という点を科学的に分析している本です。

グラント教授の本は「思いつきで書かれた自己啓発本とは一線を画している」と評されることが多いのですが、今回も「えぇ?そうなの?意外!」というデータが数多く紹介されてて面白かったです。

2 成功したい気持ちが強いほど平凡なアイデアしか出せない理由

さて、本題は「ORIGINALS 」で紹介されていた「成功したい人ほど成功から遠ざかる」というデータです。

具体的には以下のようなメカニズムですね。

  1. 成功したい人ほど失敗を恐れる
  2. 失敗したくないから既存の成功例の真似をする
  3. 成功者の劣化コピー爆誕
  4. 「その他大勢と同じ」なので誰にも認知されない

たしかにブログもYouTubeもそんなところありますよねぇ。このブログも「パレオな男」さんの劣化版ぽいところがあるので他人事ではないわけですが(汗)

そりゃあ誰だって失敗したくないですし「成功してる人がやってることは需要があるだろうから乗っかれるのでは?」と考えてしまいがちなんですが、現実はそんなに甘くないわけですな。

2-1 Googleも「パクリ」にはめちゃくちゃ厳しい

本には書かれていませんでしたが「ネット上のコンテンツの精査はGoogleのアルゴリズムが行う」ことも重要でしょう。

ご存知のとおりGoogleは高度なアルゴリズムでコンテンツを精査していて「誰かのパクリ」「オリジナル」という判断を一瞬で行うことができます。

そして「誰かの劣化版には厳しい評価を下す」ことを名言しています。

つまりパクリと判断されたコンテンツは、絶対にオリジナルより目立てないようにアルゴリズムが組まれるということ。機械学習の発達が予想される数年後には、今よりもっと精査の精度が上がっているでしょう、多分。

最近は一般人も利用可能な「リライトチェッカー」的なツールも発達していて、文章や映像の丸パクリはもちろん、多少リライトを加えた程度なら一瞬でバレます。

そうなるとネット上で「盗人」の烙印を押されることになりますし、下手すりゃ訴訟問題になったり、いいことありません。

てことで、変な誤解を生まないためにもオリジナリティあるアイデアを生み出すことは必須なのではないかと思うわけです。やり方を真似することと、コンテンツをパクることは違いますからね。

2-2 「良いアイデア」はみんなもっている

本書の実験データで面白かったのが「じつは良いアイデアはみんなもっている」ということ。

僕らはつい「アイデアマンって天才なんでしょ?」と思いがちですが、アイデアの質そのものは天才と凡人の間に大きな差は見られないそうな。

では何が凡人と成功者と分けるのかというと「良いアイデアを『試す』回数」だそうです。

モーツァルトは35歳までに600曲を書いていた例などが紹介されていますが、天才と評される人達は「良い作品」を数多く残してる反面「誰も覚えてない駄作」も人一倍生み出してるそうな。

そういえば以前「「YouTuberは1日1回投稿すべし」が科学的に正しそうな理由」でもそんなデータを紹介したことがあったなぁ。

「YouTuberは1日1回投稿すべし」が科学的に正しそうな理由

てことで「良いアイデアを生みだす」ことも大切ですが、それ以上に「思いついたアイデアを試す回数」を増やすことも大切といえましょう。

ちなみに「良いアイデアを生みだす方法」については「斬新なストーリーや設定のアイデアを考える10の方法」でまとめてるのでご参照あれ。

斬新なストーリーや設定のアイデアを考える10の方法

3 失敗の不安を跳ね除けて「良いアイデア」を試す方法

さて、ここまでをざっくりまとめると「良いアイデアを試せない理由は失敗への不安」ということになります。

つまり失敗の不安を低減できれば思いついたアイデアを試す余裕が生まれるわけですね。

本書では解決策として「安定した収入源の確保」が挙げられていました。

つまり「失敗しても死ぬわけじゃないし大丈夫だわ」という環境をつくっておかないと、リスキーな選択肢は選べないわけですな。なるほど確かに。

分かりやすい例を挙げるとこんな感じです。

  • NG:仕事をやめてYouTube一本でがんばる!
  • KO:YouTubeの収入が安定するまで本業の仕事はやめない

そういえば人気YouTuberのHIKAKINさんは知名度が上がった後も、しばらくスーパーで働きながらYouTubeに投稿していたのが有名ですね。

加えて「安定して作業できる時間」も確保できれば余裕間が生まれるのではないかと思います。

時間をつくるのは一朝一夕にはいきませんが「「いつも時間が足りない…」時間汚染の対策法6選」などを参考に環境を整えてみるといいかもしれません。

「いつも時間が足りない…」時間汚染の対策法6選

まとめますと切羽詰まるとリスクが選べなくなるので「失敗しても痛くもかゆくもない」という環境でゆるくチャレンジすることが大事なんですねぇ。

以上です。