最強のアイデア思考法クリティカルシンキング入門 初級編

「周囲から抜きんでるにはクリティカル・シンキングが大事だ!」

と言われたりするわけです。

クリティカルシンキングとは「物事の前提を疑い多角的な物事の見方をする思考」のこと。ざっくり言うと以下のような感じです。

  • みんなが●●と思ってることは本当に●●なのだろうか
  • 自分が●●と思ってることは本当に●●なのだろうか
  • もし●●だとしたらその前提となっている証拠はなんだろう
  • その証拠が間違っている可能性はないだろうか

つまりバイアス(思い込み)に囚われずに物事を判断する思考がクリティカル・シンキングなわけですな。たとえばジェフ・ベゾスは「ネットで本は売れないのが常識と言われてるが本当か?」という批判的思考からAmazonをスタートしたのが有名です。

ORIGINALSに学ぶ成功したい人ほど成功から遠ざかる理由」に書いたように、これからは成功者の真似事をしても目立つのがむずかしいので「誰もやってないアイデア」で突破口を見つけるしかないわけですが、そんなときにクリティカル・シンキングが役立つのではないかと思います。

1 自分の中の「前提」を知る7つの質問

クリティカル・シンキングは他人だけでなく「自分」のことも疑うのがポイントです。

人間どうしても自分のこととなると評価が甘くなりがちですからね。仮にクリティカルシンキングができるようになったとしても「今の俺は本当にバイアスにとらわれずに物事を考えられているか?」と常々反証しないといけないんですよ。

てことで名著「インサイト」で紹介されていた「自分の中の前提を疑う7つの質問」をご紹介します。

何か物事を決断するときは以下7つの質問を自分に投げかけてみると客観力が鋭くなるかもしれません。

  1. 自分の決断は周囲の人達にどんな利害を与えるだろうか?自分が考慮していなかった利害はないだろうか?
  2. この決断を実行した場合、最高のケースはなんだろうか?最悪のケースはなんだろうか?
  3. 「2」で考えたケース以外の事態が起こる可能性をよく考えただろうか?
  4. その決断をライバルはどう思い、どう反応するだろうか?
  5. 第三者はこの決断のどんなところを評価し、どんなところを評価しないだろうか?
  6. いまの状況にどんな変化があったら、この判断を変えなくてはいけないだろうか?
  7. この決断について見過ごしている情報源やデータはないか?

「自分の」という部分を「みんなの」と置き換えれば、周囲の物事に対するクリティカルシンキングとしても利用できそうですね。

まぁぶっちゃけ自分もクリティカルシンキングはあまり得意ではないので、日々トレーニングしないとなぁと思ってる次第です。というのもクリティカルシンキングはトレーニングで伸ばせるそうなので、日頃から意識しておいて損はないでしょう。

2 「答え」を求めない

クリティカルシンキングは「多角的な視点」を持つための思考術であり「答え」を求めるものではありません。

たとえば「YouTubeの登録者数を増やしたい」という問題解決のためにクリティカルシンキングを試すとしましょう。

その場合、クリティカルシンキングで「A案」「B案」「C案」「D案」という色んなアイデアを出すことはできても「これが正解!」というズバリな回答に辿り着けるわけではないわけです。

まぁ「答え」なんてそもそも試した先にしか存在しないので、クリティカルシンキングで色んな方法を考えて、一つずつ地道に試していくのがよさそうですね。

以上です。