「YouTuberは1日1回投稿すべし」が科学的に正しそうな理由

YouTuberの間では「毎日投稿(1日1動画)すべし」という定説があります。

理由としてよく挙げられるのは「毎日投稿しないと存在を忘れられてしまうから」「数撃てば当たるから」みたいなことでして、同様のことはピクサーも申しておりました。詳しくは「ピクサーに学ぶ先延ばしを減らし安定した生産性を保つコツ」をご参照ください。

ブロガーの界隈でも昔から「1日1記事投稿を目標にしよう」という定説がありますし、自分のYouTubeチャンネルで視聴者さんにアンケートをとった結果も「もっとも好ましいのは1日1回の投稿」でした。

てことで今回は「1日1回の投稿ペースは本当に成功に起因するの?」という点を調べてみました。

YouTubeやブログやってる方だけでなく、イラストや小説配信してる方にも通ずるデータなので参考程度に。

1 成功には「安定した生産性」がもっとも大切な理由

結論からいうと「クリエイティブな分野での成功にもっとも大切なのは安定した生産性」というデータ[1]があります。

安定した生産性とは「作業のスピードを一定にする」「一定間隔で投稿する」みたいなこと。

「人より多く作品をリリースすれば、どれかが当たるかもしれない」という感じですね。

そう考えると「1日1本投稿」というペースは科学的には正しい面もあるのかもしれません。

1-1 成功する人は「圧倒的にアウトプットが多い」傾向にある

[2]で参照した本では「成功する人は圧倒的にアウトプットが多い」ことを示すデータも紹介されています。

たしかにクリエイティブな分野のエキスパートって、やたら作品生産のペースが多かったりするんですよね。たとえば藤子不二雄先生や手塚治虫先生は異常な量の作品を世に残していますし。

1-2 「努力がもっとも正しい」わけではない

このような話をすると「やはり努力で天才を上回れるんだ!」みたいに考えがちですがそういうわけではありません。

正しくは「凡人はこれぐらいしかできることがない」ということだったりします。

ぶっちゃけ、成功するか否かは才能や運、恵まれた家庭環境など、自力ではコントロール不可能な不確定要素に左右されることが多く、それらに比べると努力(練習)の影響力はとてもちっぽけ[3]です。

でも才能や家庭環境は後から変えられないので、せいぜい「生産性コントロールすることしかできない」というわけですな。

「とにかく頑張ってれば報われる」という考え方だと逆に損するかもしれないのでご注意されたし。

余談ですが「運」も多少自力でコントロールできるみたいなので、気になる場合は「残酷すぎる成功法則」などを参考にどうぞ。

1-3 「ハードワークが正義」なわけではない

「とにかく忙しく働こう!」という考えは逆効果になりやすいのでご注意ください。

人間の脳には「忙しく働けば成果も比例する」と考えてしまうバイアスがありますが、生産性を上げたければその逆のことをする必要があります、つまり労働時間は減らさないといけないんですね。

理由は簡単、ハードワークすると脳も体も疲労してパフォーマンスが下がるからです。

具体的には、労働時間を週35時間以内にすれば生産性が安定するというデータがあるので、詳しくは創作活動は1日5何時間までにすべき理由をご参照ください。

1-4 生産には「専門知識」が必要

あと、同データでは「生産性を保つには専門的な知識も必要」ということが指摘されています。

たとえばイラストで成功したいなら絵を描く知識、プログラマーならプログラムを書く知識みたいなかんじですね。

「下手の考え休むに似たり」ということわざもあるように、知識が足りない状態で知恵を絞るのはしんどいので、自分が成功したい分野の知識は絶えず勉強を続けたほうがいいかもしれません。

詳しくは「絵が上達しない最大の原因ダニングクルーガー効果の対処法」もご参照あれ。

2 安定した生産性を保つ方法

生産ペースを上げる方法は色々ありますが「工夫でスピードアップ」「道具を変えてスピードアップ」「エッセンシャル思考」のどれかがいいんじゃないでしょうか。

エッセンシャル思考というのは「ムダでやらなくていいことを見極めて切り捨てる」発想術のこと。今度詳しく特集します。

当ブログで紹介した内容だと以下のような感じですね。

参考程度に。以上です。