クリエイターの脳と体のパフォーマンスを上げる習慣5選

昔から「クリエイターは不健康」という先入観をもたれがちなわけです。

たとえば漫画家やYouTuberに以下のようなイメージを持っている方も多いのでは。

  • 睡眠時間を削って仕事していて昼夜逆転ぎみ
  • 何時間もイスに座りパソコンの前で背中を丸めている
  • 自炊の時間が惜しいので作業しながら加工食品を食べる

ところが、ピクサーやGoogleなど近代のクリエイティブな現場では、このような習慣を良しとしていません。

このように、むちゃな働き方をしても生産性は上がらない、どころか、逆に下がっていく(※1)ことが分かってきたからです。

現代のクリエイターには、最小の時間で最大の成果を出す「高い生産性」が求められていますが、前述したような生活習慣では、脳や体のパフォーマンスが落ちてしまうことは言うまでもないでしょう。

前置きが長くなりましたが、今回は「クリエイターの脳と体のパフォーマンスを上げる新習慣5選」をご紹介します。

なるべく短時間労働で、生産性を高めたい方は参考程度に。

1 スタンディングデスク

シリコンバレーで次々導入されている仕事スタイルが「スタンディングデスク」です。

その名のとおり、立ったまま仕事ができるデスクのことで、座りすぎの健康被害を防げるのはもちろん、眠気の改善、集中力アップの効果も期待できます。

  • 集中力が上がる
  • 頭の回転が良くなる
  • 痩せる(消費カロリーが座りの2倍に増える)

このような効果が得られる理由は諸説あるものの、座り仕事の害を示すデータ(※2)は年々増えていますし、早いうちにスタンディングデスクに慣れておくことに損はないかと。

詳しくは「スタンディングデスク入門」もご参照くださいませ。

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2 昼間のさんぽ

アイデアを練るために必須の習慣が「さんぽ」です。

たとえば、スティーブ・ジョブズはさんぽをしながらアイデアを考えていたのが有名ですが、最近はさんぽの科学的メリットがいくつも発見されています。

  • 良いアイデアが出やすくなる
  • ストレスが減りメンタルが改善される
  • 脳機能が改善する

詳しくは「圧倒的さんぽ術」をご参照くださいませ。

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1日30~60分、できれば10~14時に自然が多い場所をさんぽする習慣をつくってみるといいかもしれません。

3 脳に良い食事

言わずもがな、脳と体のパフォーマンスに重要なのは「健康な食事」です。

脳や体は「栄養素」という材料の集合体なので、材料の質が悪ければパフォーマンスも落ちて当然なわけですな。

どんな食事法が脳と体に良いかは、名著「ヤバい集中力」などを参考にすればOKですが、とりあえず以下のルールを守るだけでも、かなり健康的な食生活になるかと。

  • 葉物野菜の摂取量を増やす
  • サーモン、タラ、サバのいずれかを週100gは食べる
  • 加工食品、清涼飲料水は週1回ぐらいに減らす
  • 酒は1日1グラスまでにする

まぁ、なにかをやめる習慣はむずかしいので「お菓子を食べたくなったらフルーツを食べる」のように、代替え案を試すところから始めてみるといいかもしれません。

4 サーカディアンリズム

人間には「陽の光とともに起きて、陽が沈めは眠くなる」体内時計(サーカディアンリズム)が備わっています。

ヒトによって多少の時間のズレはあるものの、体内時計に忠実な行動をとっていれば、脳と体のパフォーマンスは最適化します。

逆に昼夜逆転生活のように、体内時計に反したリズムで生活するとパフォーマンスが落ちるわけですが、じつは「ブルーライト」も体内時計を狂わせる要因になるので注意が必要なんですよ。

  • 夜間のブルーライト:夜間に明るい照明を見ると、脳が「まだ昼間だ」と勘違いし、睡眠ホルモンのメラトニンを減らす
  • 昼間のブルーライト:メラトニンの材料となるセロトニンは、日中にブルーライト浴びることで体内生成される

ブルーライトの取り扱いは意外とめんどうなので、詳しくは「ブルーライトの処方箋」をご参照ください。

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5 質の良い睡眠

睡眠が脳と体のパフォーマンスを左右するのは周知のことでしょう。

ところが「いっぱい寝ればいいんでしょ?」というわけでもありませんで、たとえば近年おこなわれたもっとも大きな調査(※3)などで分かっているのは以下のこと。

  • 睡眠時間が7時間以下になると脳機能が下がる
  • 睡眠時間が8時間以上になった場合も脳機能が下がる
  • 睡眠の質は眠りはじめ180分の熟睡度に左右される
  • 睡眠の質は車が走る音、窓の外の明るさ程度でも下がる
  • 起きる時間と寝る時間は毎日固定しないとパフォーマンスが下がる

睡眠不足が良くないのはもちろん、寝すぎもよくないわけですね。加えて寝起きの時間が固定されてないと睡眠の効果が下がることも気をつけたいところ。

睡眠の質が低下する原因は人それぞれなので「これ」という解決策は提示できませんが、自分が毎日気をつけていることは「ぐっすり眠るため私が毎日やってる睡眠対策リスト13選」で紹介しているのでご参考程度に。

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上の記事から一部抜粋するとこんな感じです。

  • 昼10~14時に1時間以上さんぽ
  • 寝る1~2時間前に10分お風呂にはいる
  • お風呂から出たら照明を暗くし「オレンジグラス」をつける
  • 照明を暗くしたらスマホやテレビは禁止、紙の本の読書はOK
  • 寝る1時間前に「メラトニン」「マグネシウム」を摂取
  • 遮光カーテンで屋外の街灯などの明るさをカット
  • 音は無音にする(車が走る音などがうるさいときは自然音を流す)
  • OuraRing」で毎日の睡眠の質を記録し分析

以上です。