フロー体験入門:没頭して集中する10の条件



黒子のバスケで「ゾーン」って技(?)が出てきますが、じつはこれ心理学では昔から研究されてることだったりします。

ただしくは『フロー体験』と呼ばれてまして、ざっくりいえば『極度に集中して目の前のタスクに没頭した状態』をフロー状態と呼ぶんですな。

言わずもがな、集中する時間が延びれば生産性も上がるわけなので、たとえば1時間で1枚の絵を描けてた人が、1時間に2枚、3枚と絵を量産できるようになるわけです。

フローで起こる4つのイイこと

「フローに入ると生産性が2倍になるッ」

フローを学会的に研究しているスティーブン・コトラー博士によると、フロー状態に入ると以下のイイことがあるんだそうな。

  1. 創造性課題解決能力が4倍になる
  2. 新しいスキルの学習スピードが2倍になる
  3. モチベーションが高まる(ドーパミンがドバドバ出る)
  4. 痛みや疲労を感じなくなる

博士によると、平均的なビジネスマンは1日に30分程度しなはフローに入れていないそうですが、もし90分フロー状態が続けば、生産性を2倍にできるとのこと。

たとえば、1日1枚ペースで絵を描いてた人は同じ労力で同じクオリティの絵を2枚描けるようになるわけですねぇ。つまり1年で2年作業が進む、と。

フローに入るための10つの条件

「集中…!圧倒的集中…!」

フロー研究の第一任者ミハイ・チクセントミハイ博士が、『フローに入るための8つのチェックリスト』をまとめていたのでご紹介。

  1. 明確な目的:その物事を何のためにやってるのかを理解していて、それを達成することで何が起きるのかを予想できている
  2. 集中:時間やお金を集中していいと思えている対象に取り組んでいる
  3. 自意識の低下:我を忘れることができている(たとえば映画に没頭するなら登場人物に共感できてること)
  4. 時間の歪み:時間があっという間に感じるほど好きなことに取り組んでいる
  5. レスポンス:課題をクリアするとすぐに効果を実感できる
  6. 適切な難易度:難しすぎず、かといってカンタンすぎない難易度のタスクに取り組んでいる
  7. コントローラビリティ:やらされてるのではなく、自分で物事を進めてるという感覚がある
  8. 活動に価値を見出すことができる:この行為に遣り甲斐があるかどうか(他者への貢献ほどいいみたい)

以上8つの中で、満たしてる項目が多いほどフローに入りやすくなるそうです。

たとえば「レスポンス」「適切な難易度」などは以前もまとめたことがあるので参考にどぞッ

フローに入りやすくなるトレーニング法

つづいて「超人の秘密:エクストリームスポーツとフロー体験」より、フローに入りやすくなるためのトレーニング方法をご紹介。

以下の習慣をこなすことが、フローに入りやすい心身をつくるトレーニングになるそうな。

毎日やる:タクティカルブリージング or 瞑想

フローに入るには集中力の高さが欠かせないので、呼吸法で土台を鍛えるのが良さげ。

週5でやる:インプット

インプットとは情報収集のこと。なんでも自分にとって役立つ情報を得たときはフローが発生しやすいそうな。

なるほど、たしかに本屋の立ち読みで時間を忘れることは多いですもんね。本屋にいくのが面倒なら当サイトの記事を読んでもらえればOKかと思います。

中でも「自分の好みじゃないジャンルから役立つ情報を得たとき」ほどドーパミンが出るそうなので、あんま興味ないカテゴリーも漁ってみるのがおすすめ。

週3でやる:好きなことをやる時間をつくる

1日30~60分は「好きなことだけをやる時間」をつくりましょう。

たとえば読書が好きなら本を読むだけの時間。絵を描くのが好きななら絵を描くだけの時間です。

この際、対象の集中を削ぐものはすべてシャットダウンしてください。たとえばスマホ、テレビなどは電源をオフにして近づけないようにする、と。もちろんBGMも禁止です。

週2でやる:休息

いわく、フローは「極度に神経が昂った状態」なので、ずっと続くと神経が疲れるそうな。

てことで週2回、神経を癒して回復する時間をつくるようにしましょう。おすすめはグリーンエクササイズです。

週1でやる:エクスポージャー

エクスポージャーとは「苦手なことを少しずつ体験する」認知行動療法のこと。

たとえば人見知りなら「知らない人に道をたずねる」「店員さんに話かけてみる」など、少しずつレベルを上げて苦手なことを体験するんですな。

そうするとドーパミンが分泌しやすくなるので、フローに入る感覚が掴みやすくなるとのこと。

おまけ:チロシンを摂取する

本に書かれてたわけじゃありませんが、チロシンの摂取も欠かしたくないポイントです。

チロシンはアミノ酸の一種で、ドーパミンの材料になる成分のこと。つまりチロシンが足りないとドーパミンが出てくれないんですな。

チロシンは鶏肉など肉類からの摂取も可能ですが、苦手ならサプリで補う方法もあります。

ちなみに自分は毎朝起き抜けに1錠飲んでますが、午前中の仕事でフローに入れる率が高くなったように感じますねぇ。

実際に生産性は3倍以上に伸びたので(チロシンのおかげだけじゃないですが)、それなりに効果はあるのかもしれません。

以上です。ばいびー♥



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「好きなことで生きる」リアルな物語

 


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