ストーリーの悪役を魅力的にするにはクリティカル・シンキングだ!…て話

たっつー
たっつー(@kaopro1)です

言わずもがな、面白い物語には主人公の行く手を阻む強大な悪役がいるわけです。たとえば、

  • ジョジョの奇妙な冒険のディオ
  • めだかボックスの球磨川くん
  • カイジの兵藤会長
  • ライトウイングのシアン

んで、こういった悪役は、主人公の理念と根本が対立するとカリスマ性が増しやすい傾向にあるんですな。

主人公が「シロ」と言うことに「クロ」という敵ほど物語が盛り上がるわけです。

てなわけで今回は、悪役を魅力的にする思考術『クリティカル・シンキング』をご紹介。

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クリティカルシンキングとは

クリティカルシンキングとは『批判的思考』のこと。もちろん揚足取りや、粗さがしをする思考ではありません。

クリティカルシンキングは、物事の前提や根本を疑う思考のことで、1930年代頃からアメリカで唱えられ始め、80年代から教育への持ち込みが研究されているのですよ。

たとえば会社で「1日8時間、週5日の中で、仕事量を2倍にする方法を考えよう」という会議が開かれてとして、

  • そもそも1日8時間週5日も働く必要ある?
  • 仕事量を2倍にすることは利益に関係ある?
  • というか、そもそもこの会議やる必要ある?

みたいに「そもそも」という前提を考えていくのがクリティカル・シンキング。ソクラテス先生がよくやってた問答法的なもんです。

カイジの兵藤会長の面白さ

そこでだ

てことで本題の『悪役を魅力的にするにはクリティカルシンキングだ』って話になりますが、悪役の美学はこのように、主人公の考え方や美学の「そもそも」を否定し対立させれば、水と油のような関係性になるんですねぇ。

主人公の価値観と前提、根本から食い違いながら、それでいて真理を突くので読み手をハッとさせやすいのが悪役の美学です。

例えば『カイジ』の悪役、兵藤和尊会長はどんでもないゲスで残酷なマキャベリストですが、セリフの節々で真理を突き、読者に「ハッ」とさせるカリスマ性があります。

  • なぜ人にひどいことができる→ワシは痛くないから
  • 俺の仲間を殺しやがって→そもそも仲間って必要?
  • 負けるのが怖いのか→勝者は人生トータルで勝っていれば勝者なのだ

このようにカイジ(主人公)が放つ一般論の斜め上にある理屈を展開しているのがわかりますね。

それはクリティカル・シンキングに基づいてカイジが言う一般論の「根本」を否定しているからです。

「狂言回し」の魅力アップにも使える

あ…?

このような思考を悪役ではなく、主人公側に持たせる場合もあります。

具体的には狂言まわしという役割のキャラに与えると、すごく魅力的になります。

「狂言回し」については以下を参考に。

狂言回しはいわば『もう一人の主人公』の立ち位置のキャラクターなのですが、例えばドラゴン桜の桜木先生はクリティカル・シンキングに基づいた美学を持った狂言回しキャラクターです。

ガチガチの一般論で固められた思考を持つ主人公、矢島の根本を桜木が「本当にそうか?」と覆していくのがドラゴン桜の魅力であり、その主張にハッとするだけの説得力があればあるほど、桜木のカリスマ性が増していくわけですねー。

まとめますと

とどのつまり、日頃からクリティカル・シンキングで考える癖を持ってみると、変な思い込みに左右されずにすむっぽいです。

物語づくりにも役立つテクニックと思うので、マンガやラノベを書いてる人は参考程度に!

では、ばいびー♥

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ABOUTプロフィール

たっつー

ドラえもんが好きなゆるくて意識低いブロガー。肩の力を抜いてゆるく生きる方法や趣味をまったり配信しています。 絵や音楽を作るのも好きです。YouTubeにてゲーム実況や、動画マンガの作画担当もしています。宜しくどうぞ(^ω^)

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