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「吉田徹10分で女性を描くコツ250+270制服編」を買ってみたのだ

「10分で描く」という文字にホイホイ釣られ『吉田徹10分で女性を描くコツ250』を買ってみたのであります。

ついでに同シリーズの『コツ270 制服編』もリリースされていたので合わせてゲット。

著者の吉田徹さんはアニメ「ボトムス」シリーズの原画担当で有名なお方。最近だと「とある魔術の禁書目録Ⅲ」のエフェクト作画監督も担当されているそうな。

ササッと鉛筆で描いたラフ画集

たっつー

「ラフ画集+コメントが基本」

さてさて、本書がどんな本なのかは吉田徹さん自らの解説が参考になります。

「最初に断っておきますが、この本は一般的に見られる「女性キャラの描き方」や「女性を模写する方法」等の教則本ではありません。

(中略)

短い時短で被写体の特徴を捉え、シルエットを極め、自分流にアレンジして描くためのポイントやコツ、もっと正確に言えば私流の描き方をまとめた本です。」

「吉田徹 10分で女性を描くコツ250」はじめに より

とのこと。

ざっくりいうと『吉田徹氏のラフ画ノートに、氏のコメントが書き込まれた本』というところですな。先日レビューした「線と陰 / toshi」と似たような性質がある本です。

アニメーターtoshi氏の「線と陰」を買ってみたのだ、という話

具体的には、上記画像のような女の子の絵がズラリ並んでいて、各絵に「吉田徹氏のこだわりポイント」が一言添えられています。

言わずもがな、美麗な画集を求む人には不向きでございますが、ササッと描かれたラフ画に宿る魂に、心が揺れてしまう人には良いかもしれません。

「時短」はさほど期待しないほうがいいかも

たっつー

「早く描きたい?じゃあ描き慣れるべしッ」

さて、肝心の「時短」についてですが、残念ながらそこまで具体的方法が述べられてるわけではなく、ざっくりいうと

  • 「早く描きたきゃ、描きまくって慣れるしかないわな」

との結論。そりゃそうだ。

うん、知ってた

時短という点では、買ったその日から時短を実感できた「写真加工で作る風景イラスト」に軍配が上がるかな、というところです。

写真加工で作る風景イラストを参考に45分で背景描くぞー

各イラストへの1ポイント解説も「時短」ではなく「吉田氏のこだわり」に重点がおかれてるので、本書はあくまで『吉田徹氏のラフ画集+こだわりポイント』の本と捉えたほうが楽しめそうですね。

ただ、吉田氏が実際に絵を描く様子を収録した動画を見ることができるので、それは取捨選択のイメージを掴むのに役立ちそう。

取捨選択能力といえば、ニューヨーク市立大学の実験でも「アーティストの必須能力」と認められた大切な技術ですので、この点に注目すれば時短スキルも少しは伸ばせるかもしれません。

まぁただ『上手い人は総じて取捨選択力が高い』のですが(笑)

たとえば「ヒロマサのお絵描き講座」のヒロマサさんなんかは、取捨選択能力がバツグンに高いなぁーと感じます。

ヒロマサのお絵描き講座が初心者に超おすすめな本だった件

まとめますと

とどのつまり、結論はこうなんだぜ

てことで、時短に期待すると肩透かしになりそうですが、吉田徹氏のナチュラルな絵が好きな人なら画集として楽しめそうかな、という結論。

以上です。