弱さを認めて気楽に生きるセルフアクセプタンス入門

「失敗しちゃ駄目だ」「行動しなきゃ駄目だ」「弱い自分は駄目だ」

そんなプレッシャーでストレスを感じてる方におすすめなのが、セルフアクセプタンスという考え方です。

ざっくり言うと「肩の力を抜いてテキトーに生きるメンタル」です。

セルフアクセプタンスとは

「セルフアクセプタンス」とは「弱い自分を受け入れる」こと。環境、才能、感情など、あらゆる点をありのまま受け入れることを指します。

たとえば、人生という川の流れに抗わず、流れを受け入れてユラユラ下流へ下っていくようなもので、自分を否定せず、肯定もせず、瞬間、瞬間の景色を楽しみ、憂い、マインドフルに生きることがセルフアクセプタンスです。

現状を受け入れない姿勢はメンタル崩壊を招く

考えてみれば、僕らは常日頃、高い理想と要求に突き動かされています。

  • 目標を計画的に達成できなきゃ駄目
  • 失敗なく完璧に物事をこなさなきゃ駄目
  • 人より幸せにならなきゃ駄目

痩せてなきゃ駄目、結婚してなきゃ駄目、夢がなきゃ駄目…etc.

友人も、テレビも、インフルエンサーも、歌も、映画のセリフも、常々こういったメッセージを投げかけてくるわけですが、そういった価値観に対し

しゃらくせぇわ

と一石投じるのが、セルフアクセプタンスなわけです。

現在と過去のギャップ、理想と現実のギャップに苦しむのではなく、過去は過去、理想は利用として棚に上げ、とりあえず現状を受け入れてみるわけですな。

  • 無限の可能性がなくてもいい、自分に配られたカードで生きていく
  • 周りに流されるのもまた人生、今は今の環境を生きている

「何かを手にして幸せになろう」ではなく「余計なモノ減らして幸せになろう」というミニマリスト的な思考な方と、相性がいいかもしれません。

セルフアクセプタンスの鍛え方

ノースウエスタン大学が2013年に、50名の被験者を対象におこなった実験では、セルフアクセプタンスを鍛える方法が2つ提唱されています。

名言セラピー

名言セラピーとは、セルフアクセプタンスを感じる名言を読んでみること。

例えば実験では以下のような名言を読んだ被験者は、ストレス性のドカ食いなどが減ったとのこと。

しがみつくことが僕たちを強くすると考える者もいるが、時には手放すことが僕たちを強くするのだ へルマン・ヘッセ(作家)

「我々は計画した人生を諦める意志を持たねばならない。未来を手にいれるために ジョセフ・キャンベル(神話学者)

読むだけで効果があるなら試してみる価値はありそうですね。

名言探しがめんどくさいなら、セルフアクセプタンスに生きてる著名人のSNSやブログを読んでみるのでもいいかもしれません。

川と葉のイメージトレーニング

「川と葉っぱのイメージトレーニング」とは、瞑想のように目を閉じて行うトレーニングです。

例えば、研究チームがリリースしたガイドは以下のようになっています。

川と葉のイメージトレーニング
  1. リラックスして目を閉じる
  2. 川のそばに立っているところを想像する
  3. 水のなかに魚が泳ぎ、川沿いにはユリの花が咲いてるのをイメージ
  4. 小さなボートがただよってきたことをイメージ
  5. ボートに「いま自分がこだわっているもの」を乗せて、ゆっくりと川下へ押す
  6. こだわりがどんどん遠くへ離れていく様子をイメージする

1分もあれば1ターン終わりますが、5分、10分とやってもOK。

こだわり、しがらみ、悩みをボートに乗せて、どんどん川下へ流していきましょう。

僕もたまにやるんですが、ズシーンとリラックスできる感覚があります。以前ご紹介した「脱フュージョン」と似て、心と感情を切り離せるからかもしれません。

参考記事:ストレス解消法18選 イライラと無縁に生きるテクニックまとめ

まとめ

ということで、セルフアクセプタンスを鍛えるには

  • こだわりを捨てる重要性を説いた名言を読む
  • 川と葉のイメージトレーニング(最短1分でOK)

の2点をトレーニングすると良いみたい。

周囲からのプレッシャーや、完璧主義なこだわりから逃げ出したいならおすすめです。