途切れた集中を戻すには25分かかるらしい



現代人の集中力が低下しまくってるのは色んなデータで示唆されてまして、当サイトでも何度か話題にしてきました。

というのも、どうやら一度途切れた集中をもとにもどすには、平均25分かかってしまうそうな。

なん…だと…?

つまり、一度集中が途切れることで仕事が25分遅れるわけですな、これはゆゆしき問題ですぞ。

先進国に住む人の集中力は崩壊している

俺の集中はなぜ長続きしないのか…

前述したように現代人の集中力は壊滅的で、その理由は『刺激が多すぎる』ことと言われてます。

刺激というのは我々の不安、好奇心を掻き立てること全般でして、まぁざっくり言うとネットやテレビ、周囲の人の生活音などです。

たとえば2013年にロンドン大学がおこなった実験では、ロンドンの若者の集中力は、狩猟採取民族ヒンバ族の集中力より40%も低いと判明。どうやら先進国ほど集中力が崩壊していくみたいですな。

ざっくりいうと現代は『手のとどく位置に、集中を削ぐものが溢れている』のというわけ。その最たるがスマホでございます。

集中力は2.8秒の邪魔で崩壊する

では僕らの集中力はどれぐらいの刺激で崩壊してしまうのか?

ミシガン州立大学の研究によると、集中力は2.8秒の邪魔で半分まで下がると判明。4.4秒の邪魔で1/3まで低下します。

少し泣く

僕らの脳は繊細なんですね~。ちなみに実験はパソコンの画面に通知(ポップアップ)を何秒表示させるかでおこなわれました。つまり、スマホの通知一つで、同僚が切り出した与太話で、ぼくらの集中力は崩壊するわけでござんす。

そして、一度途切れた集中を戻すには平均25分かかる、鍛えた人でも15分ほどかかるそうな。

ふと注意の対象が逸れてしまうと、戻すのに25分もかかるのだ

だからマルチタスカーは仕事が遅い

てことで近年の科学研究で否定されまくってるのが『マルチタスク』であります。

マルチタスクは複数の作業を同時進行することで、たとえば、

  • 電話しながらメールチェック
  • テレビみながらブログを書く
  • 音楽聴きながら読書

など。もちろんこれらの行いは集中力が崩壊させるので科学ではバッサリ否定されてます。それは「ながらスマホ」が社会問題化してることからも分かるとおり。

ところが、ことビジネスの現場では『マルチタスカーは有能』という見識がまかり通ってるので始末が悪いんですよねぇ。忙しそうな人ほど仕事できるように見えてしまうという。

もちろんこれは幻想…!現実はそうじゃあないんだ

現実には、マルチタスカーのミス率はシングルタスカーより40%も高く、仕事を完了する時間も50%遅いというデータが出ています。何度も頻繁に集中力を途切れさせてるのだから当然ですな。

てことでマルチタスクに心当たりがあるならすぐやめましょう。以下を参考にどぞッ

「忙しさ」の正体は時間のコマ切れ感

また、このように集中の対象が切り替わる度に『時間の経過を速く感じるようになる』と分かっています。

社会学者ジョン・ロビンソン博士をはじめ多くの研究者はこれを『時間汚染』と呼んでいて、現代人が必要以上に忙しさを感じてる原因と言われてるんですねぇ。

子供の頃は時の進みをゆっくりに感じたのに、大人になると一年が足早に過ぎていく。その理由は諸説ありますが、時間汚染もその理由の1つに数えられてるみたいです。

とどのつまり、頻繁に集中が途切れると目の前の体験が薄れるので人生スッカスカになってしまうわけですな。

対策!スマホは電源オフに!チェック回数も制限しよう

スマホをオフ

時間汚染の対策をするには『あなたの注意を逸らす対象』を徹底的に排除する必要があります。

たとえば現代人は1日に150回スマホをチェックすると言われますが、1回に10秒見るなら1日に25分。1カ月で12.5時間奪われてることになります。

もちろん本当に必要なチェックもあると思われますが、そのほとんどは『通知きてないかなー』という刺激への好奇心なのは皆さんお察しの通り。その好奇心は1月に12.5時間も、我々の時間を奪ってるんですねぇ。

てことで「スマホをチェックするのは1日3回」みたいにルールを設けた方がよさそう。その他の対策法は別記事でまとめてるので参考にどぞッ

ハーバード式!「見るのが面倒」になる仕組みを作ってみる

スマホを遠ざけたいなら「20秒ルール」というテクニックもおすすめ。

20秒ルールはハーバード大学ポジティブ心理学科講師ショーン・エイカーが推奨する『意志の力』に頼らず習慣を変えるテクニックです。

やり方はとても簡単、以下2つをやってみるだけ。

  • 何かを習慣化したいなら、その手間を20秒間減らす
  • 悪習慣を無くしたいなら、その手間を20秒間増やす

スマホを見る時間を減らしたいなら、スマホを手にとる手間を20秒間増やせばいいわけですな。

ぼくもデジタル断食のために「スマホを下駄箱の奥に置く」ようにしたところ、スマホを見る時間を減らすことに成功。手軽ながら効果的なテクニックです。

てことで以上。では、ばいびー♥

今回の参考文献コーナー

今回の参考文禄はピョートル・フェリークス・グジバチの「Google流 疲れない働き方」

過去の放送でも何度か参考文献としてご紹介したグジバチさんの「Google流 疲れない働き方」、短い時間で最高の結果を出すためGoogle社がどんな働き方を推奨してるかを学べます。



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