『意識高い系』はこうして生まれる:ToDoリストの罠

たっつー
たっつー(@kaopro1)です

タスク管理の人気手法といえば『ToDoリスト』ですが、ToDo(予定)にはプレクラスネーションという罠がひそんでるそうな。

この罠は「自分、ガンガン行動してます(キリッ」て人ほどハマりやすくて、がんばったつもりで何も達成できていないのが特徴。いわゆる『意識高い系』の人を量産してしまう罠なんですねぇ。

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プレクラスネーションとは

プレクラスネーションは、2010年以降の心理学でよく聞くようになった言葉で『プロクラスネーション(先延ばし)』をもじった造語です。ざっくりいうと『先延ばしせずガンガン行動すること』をプレクラスネーションといいます。

「おんや?それって良いことなのでは?」と思うのが普通ですが、こういったメンタルには色々と問題点も指摘されてるんですよねぇ。その一つが「カンタンなことにしか取り組まなくなる」現象です。

あ…?

本来は『目的』のためにToDo(予定)を計画するわけですが、プレクラスネーションな人は『今日の予定を終えた達成感が欲しいために予定を組む』という逆転現象が起きちゃうみたい。超わかるわー(笑)

サッカーで例えると、本来の目的は『勝利』で、そのために『ゴール』が必要で、そのために『パス』が必要なんだけど、パスに酔いしれてシュートを打たない、みたいな状況ですね。

  • 本来はこう:勝利のために→ゴールが必要→そのためにパスが必要
  • 罠にはまると:パスしよう→パスが成功した!→満足♪

ビジネス界隈でいうと「イノベーション」だの「インフルエンサー」だの用語を調べるのは達者になるけど、実際なにやってんの?と聞くと何もやってない人(意識高い系)が誕生するわけですな。もちろん他人事ではないので気をつけたいところです。

「オレには関係ないや」と思ってしまう人も多そうですが、実はこれは『みんな陥りやすい罠』であることも判明してるんですねぇ。

人は「早く予定を達成する」ためなら、いくらでも不合理な選択をする

これは2014年の実験で発覚したこと。研究チームは被験者に、重いバケツをゴールまで運ぶよう指示しました。このさい、バケツの位置を2パターンに分けます。

  1. ゴールに近い位置にバケツを置く
  2. スタートに近い位置にバケツを置く

さて、あなたならどちらのバケツを持つでしょうか?『2』と答えた人は意識高い系予備軍かもしれません(笑)

もちろん『1・ゴールに近いバケツ』を運んだほうが労力も時間もかけずに目的を達成できるのですが、なぜか多くの人は『2・スタートラインに置かれたバケツ』をゴールまで運んだそうです。

つまり、明らかに不合理な選択をする人が多かったそうな。

へぇ~…なんか不思議です

その理由を研究チームはこう分析しています。

『手前のバケツを手にとることで、彼らは心のなかのToDoリストに素早くチェックを入れられる。ToDoにチェックを入れて満足するためなら、身体的、時間的な負担ができても構わなくなるのだろう』

つまり、

  • ゴールは難しい→シュートも難しい→パスならできる→だからパスしまくろう

と同じ心理が働くわけですな。よりカンタンにこなせることをこなして満足感を得るためなら、それがいかに不合理でも構わなくなる、と。

しかも、その罠に気づきにくいことも怖い点でして、人から指摘されても『いや、ゴールのためにパスしてるから』と反発してしまいがちになるんですよねぇ。自分も気をつけねば。

以前まとめた『科学的予定の立て方』のように、目的から逆算してToDoを組むことで対策するといいかもしれません。

では以上です。ばいびー♥

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