『多動力』の内容で科学根拠(エビデンス)ありそうなこと7つ

たっつー
たっつー(@kaopro1)です。

堀江貴文さんの書籍『多動力』を度々話題にしてる当サイト。たとえばこれまでのエントリはこんな感じ。

んで、今回は「多動力の内容にエビデンス(科学的根拠)はあるのか?」というテーマでサクッとまとめます。

結論からいうと『科学的に正しい』と言われてることと『人によるのでは?』と言われてることが混ざってる感じなので、「多動力に書かれてることを真似してみよー」てときの参考にどぞ。

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おかしな奴とは距離をとれ:根拠あり

  • 多動力の主張:つまらない奴、うざい奴、平気で他人の時間を奪う奴とは付き合うな
  • 科学的データ:ある

「めんどうな奴とは関わるな」は科学者の総意でして、特にダークトライアドと呼ばれるパーソナリティの人間とは絶対関わってはいけないのが鉄則でございます。

ちなみに「こいつと合わなそうだなー」「こいつヤバい奴っぽいなー」という直感は60%以上的中することも判明してるので、第一印象でヤバイと感じた人間は強烈に拒絶しといたほうが得することが多いみたいです。

人間関係は「長い時間かけないと相手のことなんかわからないさ」という思い込みが仇となるケースの方が多いんですな。直感はかなり正確なのです。

仕事の質は睡眠で決まる:根拠あり

  • 多動力の主張:良いパフォーマンスが出せるかは睡眠で決まる
  • 科学的データ:ある

これは言うまでもなく科学的にも根拠ある意見で、睡眠時間を削って仕事時間増やしてもミス率増えるだけで良いことナシでござんす。

ついでに「働きすぎ」もパフォーマンスを下げる原因と判明してまして、高い生産性を維持するには週30時間の労働がリミットみたい。それ以上やっても「働いたー」という満足感が増えるだけで、生産性はどんどん下がり続けるとのこと。

人生に目的なんかいらない:根拠あり

  • 多動力の主張:人生は「いま」を生きることがすべて。将来の目標などいらない
  • 科学的データ:ある

「大きな夢や目標はモチベ下がるだけだからリスキーだよ」て考え方が最近の心理学の主流。たとえばハーバード・ビジネス・スクールのリリースが有名です。

とどのつまり、人は「嘘でも前に進んでる感覚がなきゃすぐ心が折れる」のでございまして、大きな夢のように叶うまでに時間がかかる目標は燃え尽きの元になってしまうんやな。

てことで仮に目標を立てるなら、堀江さんがいうように短期で『すぐに』達成できることを積み重ねた方が良さげ。

飽きっぽいほど成長する:根拠あり

  • 多動力の主張:飽きっぽい人ほど成長する
  • 科学的データ:ある

飽きっぽい人ほど『運が良い』『クリエイティブな発想をしやすい』『成功しやすい』ことは色んな実験で示唆されてます。たとえば当サイトでは「金のなる木実験」の話をしたことがありました。

飽きっぽさとは、すなわち好奇心のことなわけですな。トマス・チャモロ博士がハーバードビジネスレビューにリリースした論文によると。

『CQ(好奇心指数)が高い人は好奇心が旺盛で、新しい体験に興奮しやすい一方で、決まったルーチンの繰り返しにすぐ飽きる。よってクリエイティブな発想をしやすいが、反体制的でもある』

とのこと。わかるわー、と思ってしまった方は反体制予備軍みたいなので、サラリーマンよりクリエイターの方が向いてそうですね。

見切り発車は成功のもと:微妙

  • 多動力の主張:あれこれ考えるより行動だ。先のことは後で考えろ
  • 科学的データ:正解になるかは人による

「考えるより先に動け!」「失敗を恐れるな!」てのはビジネス書の常套句ですが、それで成功率が上がるかは遺伝の影響が大きく、アメリカ人には向いてても日本人にはあまり向かない模様。

具体的には「防衛的ペシミスト(ネガティブ)」「戦略的オプティミスト(ポジティブ)」という2タイプがいて、戦略的オプティミストの人は多動力の主張のように「とりあえず行動してからトライアル&エラーだ!」という戦略が向いていますが、防衛的ペシミストの人は事前にしっかり準備した方が成功率が高まるそうな。

なんだとォ

たとえば1996年にダーツを用いておこなわれた実験では、

  • 防衛的ペシミスト:「外れるかも…」と予想して投げると的中率が上がり、「当たる!」と根拠ない自信を持つと的中率が下がった
  • 戦略的オプティミスト:「外れるかも」と予想して投げると的中率が下がり、「まぁ当たるっしょ」と根拠ない自信を持つと的中率が上がった

てことで「あれこれ考えるより行動だ!」が正解な人もいれば「事前にしっかり計画せよ!」が正解な人もいるということ。ちなみに日本人の98%は防衛的ペシミストらしいので後者の方が向いてるそうです。

まぁ、だからって行動を増やした方が成功率が上がるのは当然のことなので『計画はしつつ、フットワークは軽く』したいところですねぇ。以下を参考にどぞッ

大事な会議でスマホをいじる勇気を持て:微妙

  • 多動力の主張:くだらない会議に時間を割くぐらいならスマホで意味ある仕事をせよ
  • 科学的データ:やめた方が無難

ケント大学の研究によると、人の脳は目の前の人がファビング(デジタルデバイスに触れること)したのを見ると「オレは仲間外れにされてる!イジめられている」と錯覚を起こすらしい。てことで、どんだけ合理的理屈をこねようが相手を傷つける以上やらない方が無難。ファビングするぐらいなら最初から会議に参加しない方がいいでしょう。

なるほどです

ちなみに異性とのデートや友人との食事でも同様の結果になるので、基本的に人と話す際はデジタルデバイスに一切触れないのが吉でございます。こればかりは脳の習性だから仕方ありませんねぇ、相手に理屈で納得させるのは無理に近いです。

とはいえ、このメッセージから堀江さんが伝えたいことは「会議でスマホをいじれ」てことではなく「常識を疑い、自分にとって意味ある行動せよ」ということだと思うので、やはり『そんな会議時間の無駄なんで出ませんわ』と言うのが正しいんでしょうねぇ。

恥をかいた分だけ自由になれる:微妙

  • 多動力の主張:失敗しても気にすんな、他人はこちらにそこまで関心はない
  • 科学的データ:正しくもあり、間違いでもある(本人の主観による)

「あなたが思ってるほど、周囲はあなたを見てないから気にすんな」てのはビジネス書やライフハック系記事で多く主張されることで、たとえば2000年にコーネル大学がおこなった実験でも認められています。

この実験では、被験者に変わった柄のTシャツを着て大学の授業を受けさせ、どれだけの生徒がそのTシャツに興味を抱くか調べたもの。

  1. 被験者は「50%ぐらいは気づくんじゃないか?」と予想した
  2. ところがTシャツの柄に気付いた生徒は20%しかいなかった

再実験しても同じような結果になりまして、とどのつまり他人はこちらをさほど見てない模様。

少し泣く

ただ2017年にイェール大学がおこなった実験では真逆の『人は思ったりこちらを見てるよ』という結論も出てるんですよねぇ。

前述したコーネル大学の実験との違いは被験者の主観でして、具体的には以下のようなかんじ。

  1. 被験者は「自分のことなんてほとんど見られてないだろう」と思っていた
  2. ところが、周囲の人は思ったり自分の服装や髪型を記憶していた

つまり、どちらの場合も『20%はこちらを見てる』ので「みんなに見られてるかも」と感じてれば「思ったり見られてなかった」と思うし、「誰も自分なんか見てない」と感じてれば「思ったより見られてるやんけ」と思ってしまうというわけ。

ということで『20%はこちらを見てる』事実をどう捉えるかでポジティブにも、ネガティブにもなりそう。まぁ個人的には『20%こちらを見てても、どうせすぐ忘れるだろうからいいんじゃね?』と思ってます。

てことで以上です。ばいびー♥

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