作家生命が終わる!恐怖のインポスターシンドローム対策法

「自分の作品を評価されたい」というのはクリエイターの共通認識でしょう。

ところが、いざファンが増えたり褒められたりしても「いつか自分が無能だとバレる気がする…」という不安に支配される人は70%もいるそうで、心理学ではインポスターシンドローム(詐欺師症候群)と呼ばれたりします。

いかにもヤバそうな症候群ですが、下手すると作家生命が終わる危険性もありそう。てことで今回は「インポスターシンドローム」の対策法を考えてみましょう。

1インポスターシンドロームとは

インポスターシンドロームとは、自分の能力を疑いすぎて、成功しても申し訳ないような気持ちになっちゃう心理のこと。

インポスターシンドローム研究をおこなうバレリー・ヤング博士によると、以下のどれかに当てはまる人はインポスターシンドローム予備軍の可能性があるそうです。

  • 成功しても誰かを騙してるような気分になる
  • 成功しても自分のメッキが剝れて幻滅されるのが怖い
  • 全体的に成功してるのに、小さな失敗をするとすべて失敗のように思える
  • 自分がやってることは「誰にでもできる簡単なこと」と思いやすい
  • 成功しても「運がよかっただけ」と思いやすい
  • 批判されると「自分が無能だからだ」と思いやすい

ようするに「極端に失敗を恐れる人(完璧主義者)」はインポスターシンドローム予備軍の可能性が高いわけですねぇ。

自分も完璧主義に思い当たる節があるので、他人事ではないなーと思う次第です。

1-2 インポスターシンドロームのメカニズム

「完璧主義」を研究したダルハウジー大学のメタ分析によると、90年代以降に完璧主義者が激増していると報告されています。

ハッキリとした要因は特定できていないものの、おおよそのメカニズムは以下のような感じでしょう。

  1. ネットやテレビで自分と他人を比較
  2. みんな幸せそうに見えるので劣等感を感じる
  3. 「普通」の基準が無意味に上がる
  4. 何をしても「人に負けてる」と不安になる
  5. ありもしない完璧を追い求めて頑張る
  6. いざ成功しても「完璧じゃない自分が称賛されるなんておかしい」と思って病む

他人との比較癖が日常化しているとインポスターシンドロームの罠にハマる危険性が高くなってしまいそうですね。

2 インポスターシンドローム3つの対策法

以上のように「インポスターシンドロームと完璧主義は近しい心理」と考察したうえで、以下3つの対策案を考えてみました。

  1. マインドフルネス瞑想
  2. セルフコンパッション
  3. SNS・ニュースデトックス

2-1 マインドフルネス瞑想

「失敗への不安」がインポスターシンドロームの引き金になるなら、不安への対策が効くかもしれません。

不安対策として効果が有力なのは「マインドフルネス瞑想」でしょう。

近年は補助アプリやガジェットも充実してきているので、1日3分からでいいので試してみるといいかもしれません。

2-2 セルフコンパッション

完璧主義対策として最近有力視されているのが「セルフコンパッション」です。

簡単にいうと「自分の至らなさを許し、あるがまま受け入れる」という概念のことで、完璧主義はもちろん、SNS疲れや対人不安にも応用できます。

ポイントをまとめて記事を書いているので、興味があればご参考に。

2-3 SNS・ニュースデトックス

「悪い意味での他人との比較」を助長する存在といえばSNSとニュースでしょう。

SNSもニュースも「ウソかホントかわからないことがさも常識のように語られている」のが大問題。ネットで活動する以上SNSの存在は無視できないものの「投稿はするけど他人の投稿は見ない」など対策を講じる必要があります。

どうしてもSNSやニュースが気になってしまう場合は名著「NEWS Diet」を読んでみれば「なんでSNSやニュースがあんなに気になってたんだろう…」と冷静になるかもしれないのでおすすめです。

詳しくは「News Dietに学ぶいますぐニュースアプリを消すべき5の理由」をどうぞ。

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以上です。