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速読のやり方:本当に効果が認められた読書の技術まとめ

気づけば未読の本が山のごとしで速読スキルを学ぶ必要を感じる今日この頃です。

てことで『科学者が推奨する読書方法』を調べてみました

結論からいうと、唯一正しいと認められてる速読法は「知ってる箇所を読み飛ばすこと」だけだそうです。

それも含め「効率的な読書の方法」をご紹介します。

誤った読書方法3つ

まずは『誤った3つの読書方法』をご紹介します。

「すべて読まなくてはいけない」という誤り

たっつー

目的を決めて本を読むとき、目的に見合った情報が本の中に書かれてる割合は7~11%とのこと。

とどのつまり一言一句くまなく読んでも「読んだー!」という満足感が得られるだけで、得たかった情報が得られてるとは限らないわけですな。

一言一句すべて読み終えるより「自分が探してる7~11%の情報はどこに書かれてる?」と見つけ出すことの方が大事なのです。

「一度読んだら二度と読まない」という誤り

たっつー

一度本を読むと『流暢性の罠』というバイアスにより、読んだ満足感を理解と勘違いしてしまいます。

でも、一度で内容を理解できれば理想だけど実際はちょい厳しい。

とくに特定のジャンルの初心者は一度の読了でそのジャンルの知識を得るのは不可能に近いので、繰り返し読むことを前提にした方が良さそうです。

「座って読む」という誤り

たっつー

本といえば座って読むもの!と思われがちですが、じつは立って読んだ方が理解力が高まります。

たとえばテキサスA&M大学の実験では、スタンディングデスクで授業を受けた子供は作業達成率が12%もアップ、私語が減るなど集中力もアップしたそうな。

同校が高校生やビジネスパーソンを対象におこなった研究でも同様の結果が出ており、ついでに「運動と勉強を組み合わせると頭が良くなる」という研究結果もあるので、私はステッパーで足踏みしながらの読書を試してます。

メンタリストDaiGoさん愛用Xiserステッパーを1週間使った感想
正しい読書法は以下3つ
  1. 無駄な記述を読み飛ばす
  2. 慣れないジャンルの本は2~3回繰り返し読む
  3. 立って、歩いて読む

科学者に否定された速読の嘘

前述したように、唯一正しいと認められた速読法は「知ってる箇所を読み飛ばす」ことです。

経済学者タイラー・コーエン氏による説明は以下のとおり。

「本を速く読みたければ、特定のジャンルの本を読みまくって”既に知ってる”知識を増やして読み飛ばすしかない」

たとえばビジネス書を速く読みたいならビジネス書を読みまくって「あ、これ別の本にも書いてあったから飛ばそ」という箇所を増やすしかないわけですね。

他にも2015年カリフォルニア大学の論文では、巷の速読ノウハウでよく語られる『周辺視野を鍛えれば読むのが速くなる』という理論がバッサリ切られてました。

研究で否定された速読
  • 読書において目の動きが内容の理解に起因する率は10%しかなかった
  • 速読家がやってるのはただの『飛ばし読み』である(理解などできていない)
  • 本の理解は『何度も繰り返し読むこと』で深まるので知らないジャンルの本の飛ばし読みは不可能

つまり『読み飛ばせる条件を揃えなきゃ速読なんかできないよ』ということみたいです。

速読できる本の条件とは

読み飛ばせる本の条件は以下2つ。

速読できる本の条件
  • 断片の理解だけで目的を達せられる実用書(小説のように全体の理解が必要な本は不可)
  • そのジャンルの知識に詳しく、読み飛ばしても構わない項目が多いとき

つまり、詳しいジャンルの実用書などに限り速読ができるわけです。

『読書の技本』の作者、佐藤優さんによると「グルジア語がわからないのに、グルジア語で書かれた本を読んでも指の運動にしかならないだろ?」とのこと、ごもっとも。

速読するには、そのジャンルの知識を読み飛ばせるほど知っている必要があるわけですね。

「正しい速読」基礎知識まとめ
  • 速読の方法は「知ってる箇所を読み飛ばす」以外にない
  • 小説のように読み飛ばすと理解できない本の速読は不可能
  • 速読するには、速読したい本のジャンルの知識に詳しくなる必要がある

読書のメリット

読書には科学が認めたメリットがいくつも発表されてるのでご紹介します。

30分でストレスが68%下がる

たっつー

心理学で最も権威あるアメリカ心理学会が発表した『本当に効果あるストレス解消法8選』に読書が選出されています。
ストレス解消法18選 科学が認めたイライラと無縁に生きる方法まとめ

どうやら1日30分の読書でストレスレベルが68%も下がるみたい。すごいですねぇ。

ちなみに読む本は自分が好きな本なら何でもOKとのこと。好きなことに没頭してる満足度が幸福度を上げてストレスを下げるのかもしれません。

収入が上がる

たっつー

本を読む量が多いと収入も高くなると示すデータは多いです。

たとえば、パドヴァ大学がヨーロッパの男性5,280名を調べた研究では、子供時代に学校以外で10冊以上の本を読んでる子供は将来の年収が21%高かったと判明。

2010年ネバダ大学の研究では、本を読む子供ほど教育レベルが上がり、良い大学、良い就職先に勤めるケースが多かったそうな(そりゃそうだ)

※ちなみに収入にもっとも影響があるのは「性格」とのこと。知識の影響は実はそこまで大きくない。

問題解決能力が上がる

たっつー

本を多く読む人ほど問題解決力が高いというデータもあります。

これは香港大学が「読書と子供の発達」を調べたメタ分析で判明したこと。本を多く読む子供ほど問題行動が減り、困難な状況での問題解決能力が高かったんだとか。

たとえばキャンプや登山ではサバイバル知識あった方が問題解決能力が高いのは当然といえますね。もちろんビジネスや人間関係においても知識が役立つみたい。

たしかにそうだなと、うなずいてしまうねぇ

コミュニケーション能力が上がる

たっつー

本(フィクション)を読む人ほどコミュ力が高いという意外なデータがあります。

ちなみに心理学での「コミュ力」とは、人見知りせずと初対面の人に絡める外向性のことではなく、相手の気持ちを察する共感性のことを言います。

外交的な人は人見知りしないから友達多そうに見えるけど、広く浅い関係になりがちだし、何よりがさつで嫌われやすいから『コミュ力高いとはいわない』ってのが心理学的考え方です。

共感性はヒトの心を揺さぶる作品を生み出すには必須の感性と言われるので、ストーリーを創作してる人や作詞をしてる人は鍛えておきたいところですね。

寿命が伸びる

たっつー

なんと本を読む人は読まない人と比べ2年も寿命が長いというデータも。

これはイェール大学がおこなった研究で50歳以上の男女を「週3回以上、本を読む人」「本をまったく読まない人」の2グループに分けて12年調査して判明したもの。

その結果、以下のことがわかっています。

この研究でわかったこと
  1. 本を読まない人より読む人の方が平均2年寿命が長かった
  2. 読めば読むほど延命効果が高くなっていたが上限は不明
  3. 最低1日30分の読書でも延命効果があった
  4. ジャンルはフィクション(小説など)ほどよかった
  5. ノンフィクションでも延命効果は確認されたが小説ほどではなかった

どうやら脳が鍛えられるのと共感性が磨かれるのが寿命延命につながるみたい。

読書のメリットまとめ
  • 30分でストレスが68%下がる
  • 収入が上がる(かも)
  • 問題解決力が上がる
  • コミュ力が上がる(かも)
  • 寿命が2年伸びる(かも)

科学的読書テクニック:本選び編

では具体的な読書テクニックをバンバン紹介していきましょー。

まずは研究で明らかになっている本選びのテクニックを3つご紹介します。

電子書籍とオーディオブックは変わらない

たっつー

電子書籍とオーディオブックに理解力の差は生じないというデータがあります。

これは2016年、ペンシルベニア大学の実験で判明したこと。たとえば「家ではkindle、電車内ではオーディオブック」みたいに状況でメディアを変えても問題はないみたいです。

ところが…だ

紙の本とオーディオブックでは紙の本の方が理解力が上がる

たっつー

ところが紙の本とオーディオブックを比べると、圧倒的に紙の本に軍配が上がります。

このようなデータはバレンシア大学、ウォータールー大学など複数の機関での研究で出てまして、たとえば以下のことが判明しています。

この研究でわかったこと
  • 紙の本にくらべ、音声は集中が続かない
  • 紙の本にくらべ、音声は記憶に残りにくい
  • 紙の本にくらべ、音声は興味を抱かれにくい

たしかに自分も音声や電子書籍より紙の本のほうが読みやすいし覚えやすいなぁ。

最終的にはお好みで判断してOKですが、記憶に残したい本は紙媒体でゲットしたほうがいいかもしれません。

わかりました

『15.87%わからない』本は読むモチベーションが上がる

たっつー

人は自分のレベルに合ってない行動にはモチベーションを保てません。

簡単すぎることには没頭できないし、難しすぎることはめんどくさくなってしまうわけです。

アリゾナ大学の研究によると『15.87%わからない内容』ぐらいの難易度が、読書のモチベーション的にはベストだと言われています。

たとえば、本を買う前にもくじに目を通して以下のバランスを確認してみてください。

もくじで難易度チェック
  1. 知ってる(あるいは知ってそうな)内容が80%
  2. 知らない(あるいは答えを知りたくなる)内容が20%

この2つの条件に見合う本ほど、読むモチベーションが長続きしやすいみたいです。

本選びのポイントまとめ
  • 電子書籍とオーディオブックはどちらでもOK
  • ただし一番記憶に残りやすいのは紙の本
  • 知らないことが20%程度の本だと読書のモチベが高くなる

科学的読書テクニック:環境づくり編

本を読む速度を上げるには『没頭して読める環境』が不可欠です。

集中力上げる方法は過去にもまとめてるので参考にしてみてください。

集中力を高める9の方法: 目の前のことに没頭するテクニック

その中から、読書に役立ちそうなポイントをピックアップします。

BGMはストップする

たっつー

読書中はどんなBGMであれ脳の認知力を下げることがわかっています。

とくに歌詞付きの音楽を聴くと理解力は崩壊し、ストレスレベルも激増。例外は『自然音』『無音』だけでした。

本を読むときは『本を読む』以外のことをすべて遠ざけましょう。もちろんスマホも禁止、シングルタスクに徹するべきです。

『シングルタスク入門』の記事は以前まとめてるので、自信がない方はチェックしてみてください。

シングルタスク入門:作業速度が1.5倍速に上がるタスク術

より没頭したいなら、イヤホンして自然音やホワイトノイズを流すのがおすすめ。

ホワイトノイズってのは生活音など雑音を打ち消してくれる心地よいノイズのことでして、集中力を高める効果が認められています。

(※)YouTubeやアプリストアで「ホワイトノイズ」と検索すればすぐに見つかります。

細かく休憩を挟む

たっつー

人の集中力は長続きしないので、定期的に休憩を挟んだ方が効率が上がります。

集中力の持続は鍛えた人でも90分が限界じゃね?といわれてまして、20分でもかなり長い方なんですな。

てことでお勧めしたいのは『ポモドーロ・テクニック』という定番のタスク管理法。25分作業→5分休憩を繰り返すサイクルです。

ポモドーロ・テクニック
  • 25分:目の前の本を読むことに神経を集中する
  • 5分休憩:後述するウェイクフルレストを試す

自分はダイソーで100円タイマーを2つ買って『25分』『5分』にセットして使ってます。

読書部屋を用意する

たっつー

人は場所により脳のモードを切り替えることがわかっています。

たとえば「リラックスする部屋」ではリラックスモードになり、集中する部屋では集中モードになるわけです。

なので寝室で読書するのはよくないと言われています(脳が『寝室=寝る場所』と認知しなくなるため)

読書は「読書専用の場所」を決めて、いつもその場所で行うのがおすすめ。

部屋の中をカーテンで仕切ってもいいし、カフェなどにでかけるのもいいでしょう。

読書の環境づくりまとめ
  • BGMは止める:自然音、ホワイトノイズならOK
  • 適度に休憩を挟む:おすすめは25分読んで5分休憩
  • 読書部屋をつくる:カフェでも公園でもOK

科学的読書テクニック:速読編

続いて、科学者たちが『これしか方法はないぜ』と述べる正しい速読法をご紹介。冒頭でも軽く解説しましたが、補足のテクニックをまとめてみました。

正しい速読1:読み飛ばす

たっつー

唯一認められてる速読法は『読み飛ばすこと』だけです。

本に書かれてることは全部が大事なわけじゃないから自分に不要な箇所を飛ばせば速く読めるよ、というのが科学者たちの結論。

てことで小説はじっくり読むとして、実用書や参考書はガンガン読み飛ばして大事なとこだけ覚えればOKです。

お勧めの方法を紹介しよう

お勧めなのは経済学者タイラー・コーエン氏が提唱した手法。

やり方はシンプルで、特定のジャンルの本をたくさん読むことで『専門用語』『セオリー』を読み飛ばす手法でございます。

タイラー氏推奨の速読法
  1. 特定のジャンルの本をたくさん読む
  2. 専門用語やオーソドックスな知識に強くなる
  3. 新しい本を読んだとき「知ってる記述」を読み飛ばせる

たとえば「アメリカ心理学会によると1日30分の読書でストレスレベルが68%下がる」というデータは当サイトではお馴染みの記述。

なので普段から当サイトの情報を見てくれてる読者さんは、こういった記述を改めて読む必要はないわけですね。

正しい速読2:つまらない本は途中で切り捨てる

たっつー

つまらない本は読むのやめて切り捨てるべし

しょーもない本や既に知ってる知識ばかりの本と出会ったら即行で切り捨てる勇気が必要です。でないとムダに時間を消費してしまいます。

ここで気をつけるべきは「サンクコストバイアス」という心理。

サンクコストバイアスとは

本に1,500円支払ったらクソつまらなくても「最後まで見て元を取らなきゃ」と思ってしまう心理のこと。

その間にも「人生の時間」という1,500円どころじゃない機会費用がどんどん失われてるので、つまらないと感じた本はどんどん切り捨てる勇気を持ちましょう。

なるほどです

正しい速読3:1行あたりの文字数を多くする

たっつー

1行あたりの文字数は多いほうが読書スピードが上がるそうです。

2004年のレディング大学の研究では、以下のデータが判明しています。

この研究でわかったこと
  1. 1行あたり100文字ほどの文章は、それ以下の文字数に比べ読む速度が上がる
  2. 画面の3/2以上を文章が占める方が読む速度が上がる
  3. ただし文字をサイズを12px以下にすると読む速度は下がる

紙の本なら目に近づけて読んだり、電子書籍ならデバイスを縦ではなく横向きにすると良いかもしれませんね。

まぁ、文字を読む速度は「理解しやすいか」「事前に知ってる用語が多いか」のほうが大事なんで、これはあくまでおまけ程度に覚えておくといいかも。

正しい速読法まとめ
  • 読み飛ばす:特定のジャンルの専門用語に強くなろう
  • つまらない本は切り捨てる勇気を持とう
  • 1行あたりの文字数を多くしてみよう

科学的読書テクニック:理解力アップ編

本は『理解』できなきゃ意味がありません。

てことで、科学者たちが推奨する『本の理解力をアップさせる方法』をご紹介します。

方法1:ひとりごと学習

たっつー

覚えたい内容を音読すると記憶に残りやすいそうです。

これは英バンガー大学をはじめ色んな研究で示唆されてることで「ひとりごと学習」と呼ばれていたりします。

ひとりごと学習が効果的な理由は『自分の声を客観的に聞く』ことで自己参照効果が得られるからとのこと。自己参照効果てのは「自分の身近なことほど覚えやすい」という現象です。

メンタリストDaiGoさんの著書『超効率勉強法』に、ひとりごと学習3つの方法が書かれてたので紹介します。

ひとりごと学習3つの方法
  1. 実況パターン:テキストの内容も、読みながら抱いた感想も、すべて含めて声に出す
  2. 質問パターン:「えぇ、なんで?」「本当に?」のように質問を投げかける
  3. 要約パターン:「なるほど、つまりこういうことか」のように要約してみる

方法2:メンタルマップ読書術

たっつー

得たい情報を事前に決めてから本を読むと理解力が高まります。

これはメンタルマップと呼ばれるテクニック。あらかじめ読書の目的地を決めておけば必要な情報だけが目に入るわけです。

たとえば『こち亀』を読むときに「中川がいるコマだけ見る」と決めとけばそれ以外のコマは読み飛ばせる…みたいなことですね。

ポジティブ心理学講師ショーン・エイカーさんが著書「選択の法則」で述べていた3ステップが参考になりそうなのでご紹介します。

メンタルマップ読書3ステップ
  1. 本から学びたいことを3つ紙に書く
  2. この本を読む理由を書く
  3. 読書中、目にみえる場所に紙を貼っとく

方法3:メタ認知読書術

たっつー

本の理解力を最高に上げられる『メタ認知読書』というテクニックがあります。

メタ認知はザックリ言えば客観的視点みたいなもんです。

メタ認知読書は『合計3回流し読みする』ことで理解力を高める方法で、ステップは4つ。

※複雑な箇所は簡略化してご紹介します。

ステップ1
プレリーディング

まずはざっくり本の内容を下調べ。

タイトルや目次を流し読み「どんなことが書かれてるのだろう」と予想する。

ステップ2
速読

サラッと一度すべて流し読んで、以下のことをチェック。

1回目の読書のチェックポイント
  1. 重要に思えた箇所にチェックを入れておく
  2. 「なぜ重要に思えたか?」ざっくり理由を書いておく
  3. 知らない単語があったら余白に意味を買いておく
  4. 読み飛ばしで理解できなかった箇所にチェックを入れる
ステップ3
再読

速読で理解できなかった箇所を理解する目的で再読。この際、以下を探す。

2回目の読書のチェックポイント
  1. 『結論』を探す:「それゆえ」「つまり」などの接続詞を探せば見つけやすい
  2. 『結論』の前提を探す:「なぜなら」「のように」「なので」などの接続詞を探せば見つけやすい
  3. 『2・速読』で理解できなかった箇所を再チェックし、何が理解できないのか自問
  4. 疑問や難点をどうすれば理解しやすくなるか、問題解決しやすいか考える
ステップ4
再々読

他人に説明できるぐらい理解を深めるために再々読。ポイントは以下のとおり。

3回目の読書のチェックポイント
  1. 『2・速読』でチェックした重要なポイントを修正、または追加
  2. テキストの重要なポイントを図解してみる(後述するドローイング効果を試すのがおすすめ)
  3. 『2・速読』『3・再読』で気付かなかった発見があったらメモ
  4. 本の内容を他人に説明するごとくまとめる(ブログに書くのが楽かも)

以上がメタ認知読書の方法。

かなり時間がかかるので「ここぞ」という一冊を理解したい時にやってみるといいでしょう。

さほど重要じゃない本なら『3・再読』『4・再々読』を試すだけでも、かなり理解しやすくなると思います。

全部試すのは大変そうですねぇ~

そうだね、でも決して難しいことでもない。試してみてくれ

理解力アップ方法のまとめ
  • ひとりごと学習:本を音読すると理解力が上がる
  • メンタルマップ読書術:事前に「この本で学びたいこと3つ」を紙に書き出して貼っておく
  • メタ認知読書術:速読で3回読んで理解を深める

科学的読書テクニック:記憶に残す編

たった1度読んだだけで本の内容を理解するのは大変ですが、記憶の定着率を上げる方法はいくつかあります。

方法1:人に教えるつもりで読む

たっつー

覚えたことを人に話すつもりで勉強すると記憶に残りやすく高まります。

理由はかんたん、人に説明するには自分が理解する必要があるからです。

これを心理学の世界では『ティーチング・テクニック』といいます。

しかも2014年ワシントン大学の実験によると「教えるつもりで学ぶ」だけで記憶定着率が28%も上がると判明。

つまり実際に教えるかどうかは関係ないんですね。

覚えたことをブログやYou Tubeで配信するつもりで本を読むもよし、家族や友人に説明するつもりで本を読むのもよしです。

方法2:1時間ごとに10分間ぼーっとしてみる

たっつー

人の記憶は「脳を使わずボーッとしたとき」に定着すると分かっています。

何かを覚えたいなら勉強のあとに脳を休憩させる時間を作りましょう。脳は情報が遮断されてる間に記憶をつなげて定着化させるからです。

エジンバラ大学の実験では、本を読んだあとに10分間ボーっとする時間をつくった被験者は、そうでない被験者に比べて10%も本の内容を覚えていたそうな。

これを「ウェイクフルレスト」といいます。

ボーっとする方法はかんたんで、目をとじて10分ほど「視覚」の情報を遮断するだけ、その間は瞑想してもいいし適当に空想にふけっていてもOKです。

ウェイクフルレストの例
  • 1時間本を読んだら10分、目をとじてボーッとする
  • 寝る前に本を読む(勉強のあとに寝る)

方法3:覚えたいことを絵に描いてみる

たっつー

覚えたいことはマーカーを引くよりイラストに描いた方が記憶に残りやすいと判明しています。

これは『ドローイング効果』と呼ばれる心理学。たとえば「りんご」という外国語を覚えたいなら、文字の隣にりんごの絵を描いてみた方が覚えやすいわけです。

しかも絵の上手さは無関係で、ササッと4秒で描いたラクガキでも効果があるみたいなので、よかったら試してみてください。

読書内容を記憶定着する方法まとめ
  • ティーチング・テクニック:他人に説明するつもりで読めば覚えやすくなる
  • ウェイクフルレスト:読んだあとに10分間、目をとじてボーッとする
  • ドローイング効果:覚えたいことは絵に描いてみる

「読書力」が身につくお勧め本3冊

毎回恒例の『一歩先をゆくスキルが身につくお勧め書籍』ご紹介コーナー。

今回は「読書力アップ」に役立ちそうな本をピックアップ。

読書の技法

胡散臭くない「ちゃんとした速読法」といえばこれ。

本記事で推奨した『読み飛ばし』のための取捨選択方法がまとめられた一冊。

知識を操る超読書術

メンタリストDaiGoさんがまとめた科学的読書法の本。

DaiGo氏といえば読書の鬼として有名ですからな、とても参考になります。

シングルタスク 一点集中術

読書の本は2冊しか良いのがなかったので最後は「集中の方法」を解説した名著を紹介。

『1つのことに集中する』シングルタスクが身につく一冊です。