『正しい速読のやり方』科学で[本当に]効果が認められた読書方法まとめ

たっつー
たっつー(@kaopro1)です。

気づけば未読の本が山のごとしで速読スキルを学ぶ必要を感じる今日この頃、つーことで科学で認められた速読方法を調べてみました。

ところが巷の速読ノウハウは科学者達にバッサリ否定されてることが判明。とどのつまり、科学者たちの結論はこれです。

「速読?意味ねーよ」

うーん、やはり分厚い本の内容を10分で理解するようなおいしい話はないんですな。

てことで、胡散臭い速読は切り捨てて、『科学的に認められた読書テクニック』『あるいは科学者が推奨する読書方法』を調べました。

結果、1冊を読む理解力を保ちつつ、20分以内に1冊読み終える方法は存在したんや。

今回はそういった「本当の速読法」や、難しい本の理解力を上げる方法を含め、読書についての知識を丸ごとご紹介。

まぁ、ぶっちゃけ読書は好きな読み方で楽しめばいいのですが、今回は『速く読みたい、でも理解力も保ちたい』という悩みの解決をテーマにします。

「つーわけでスタートだッ」「よろしくおねがいしますッ」

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科学的読書の基本:唯一正しい速読法とは

結論からいうと、この世で唯一正しいと認められてる速読法は「知ってる箇所を読み飛ばす」以外にありません。それ以外の方法はすべて否定されています。

経済学者タイラー・コーエン氏が言うには『本を速く読みたければ、特定のジャンルの本を読みまくって”既に知ってる”知識を増やして読み飛ばすしかない』んだそうな。

たとえばビジネス書を速く読みたいならビジネス書を読みまくって「あ、これ別の本にも書いてあったから飛ばそっと」ていう箇所を増やすしかないわけですね。

知らなかった、そんなの

てことで、まずは『誤った3つの読書方法』からスタート。

誤った読書方法3つ

すべて読まなくてはいけない

目的を決めて本を読むとき、目的に見合った情報が本の中に書かれてる割合は7~11%とのこと。

とどのつまり一言一句くまなく読んでも「読んだー!」という満足感が得られるだけで、得たかった情報が得られてるとは限らないわけですな。

一言一句すべて読み終えるより「自分が探してる7~11%の情報はどこに書かれてる?」と見つけ出すことの方が大事なのです。

一度しか読まない

一度本を読むと『流暢性の罠』というバイアスにより、読んだ満足感を理解と勘違いしてしまいます。

一度の読了で内容を理解できれば理想だけど実際はちょい厳しい。とくに特定のジャンルの初心者は一度の読了でそのジャンルの知識を得るのは不可能に近いので、繰り返し読むことを前提にした方が良さげ。

なるほどー、あるあるですよねぇ

座って読む

本といえば座って読むもの!と思われがちですが、じつは立って読んだ方が理解力が高まります。

詳しくは『スタンディングデスク入門』でまとめてますが、たとえばテキサスA&M大学の実験では、スタンディングデスクで授業を受けた子供は作業達成率が12%もアップ、私語が減るなど集中力もアップしました。

同校が高校生やビジネスパーソンを対象におこなった研究でも同様の結果が出ており、なにより座ることはタバコ以上に健康に悪いので、姿勢はスタンディング推奨。

ついでに「運動と勉強を組み合わせると頭が良くなる」という研究結果もあるので、ぼくはステッパーで足踏みしながらの読書を試してます。

たしかに注意が逸れる回数が減ったように思えますねぇ。

正しい読書方法3つ

てことで正しい読書方法はこちら。

  1. 無駄な記述を読み飛ばす
  2. 慣れないジャンルの本は2~3回繰り返し読む
  3. 立って、歩いて読む

目的が「速く読みたい、でも理解力も保ちたい」場合にかぎりますが、これら3つを前提に読書すれば、より理解しやすくなるかと。

科学者に否定された速読の嘘

前述したように、唯一認められてる速読法は『知ってる箇所を読み飛ばすこと』でして、それ以外は科学的に否定されています。

たとえば2015年にカリフォルニア大学が発表した論文では、巷の速読ノウハウでよく語られる『周辺視野を鍛えれば読むのが速くなる』という理論がバッサリ切られてました。

  • 読書において目の動きが内容の理解に起因する率は10%しかなかった
  • 速読家がやってるのはただの『飛ばし読み』である(理解などできていない)
  • 本の理解は『何度も繰り返し読むこと』で深まるので知らないジャンルの本の飛ばし読みは不可能

てことで、前述したタイラー・コーエンさんと同じ結論ですな。つまり『読み飛ばせる条件を揃えなきゃ速読なんかできないよ』ということらしい。

速読できる本の条件とは

読み飛ばせる本の条件は以下2つ。

  • 断片の理解だけで目的を達せられる実用書(小説のように全体の理解が必要な本は不可)
  • そのジャンルの知識に詳しく、読み飛ばしても構わない項目が多いとき

つまり、詳しいジャンルの実用書などに限り速読ができるってことですな。

『読書の技本』の作者、佐藤優さんの例えがわかりやすくて『グルジア語がわからないのに、グルジア語で書かれた本を読んでも指の運動にしかならないだろ?』とのこと。速読するには、そのジャンルの知識を読み飛ばせるほど知っている必要があるわけだ。

速読世界チャンピオンの圧倒的名言

100の情報より1の事例のほうが解りやすいので、実際に速読チャンピオンが本を読み終えたあとの名言をご紹介しましょう。

ハリーポッターの新刊をわずか47分で読み上げた速読チャンピオンが、本の内容をまとめてくれた感想がこちら。

「本当にページをめくる手が止まらない一冊だね!最高に楽しかった!ただ子供たちには大人気でしょうけど、ちょっと悲しいシーンもありますね」

アホかいッ

『てことで、こんなスゲー感想言える能力が欲しい人は、どうぞ速読術を学んでくれ☆』ってのがカリフォルニア大学の論文(笑)

もうちょいマシな感想言えるようになりたい人は、このあと紹介するテクニックを愚直に試したほうが効果あると思います。

読書のメリット

読書には科学が認めたメリットがいくつも発表されてるのでご紹介します。

30分でストレスが68%下がる

心理学で最も権威あるアメリカ心理学会が発表した『本当に効果あるストレス解消法8選』に読書が選出されています。

どうやら1日30分の読書でストレスレベルが68%も下がるみたい。すごいですねぇ。

ちなみに読む本は自分が好きな本なら何でもOKとのこと。好きなことに没頭してる満足度が幸福度を上げて、ストレスを下げるのかもしれませんな。

収入が上がる

本を読む量が多いと収入も高くなると示すデータは多いです。

たとえば、パドヴァ大学がヨーロッパの男性5,280名を調べた研究では、子供時代に学校以外で10冊以上の本を読んでる子供は将来の年収が21%高かったと判明。

2010年ネバダ大学の研究では、本を読む子供ほど教育レベルが上がり、良い大学、良い就職先に勤めるケースが多かったそうな(そりゃそうだ)

でしょうね

ちなみにパドヴァ大学の研究では「10冊以上は100冊も200冊も同じ」というデータになってて、ネバダの方では「たくさん読むほど良い」となっています。

デジタルで気軽に情報を得られる現代は「情報に対する理解力は低下している」てデータも多いので、『何冊以上』という数字は当てにせず『知識量はある程度収入に影響がある』と覚えておくのがいいかも。

※ちなみに収入にもっとも影響があるのは「性格」とのこと。知識の影響は実はそこまで大きくない。

問題解決能力が上がる

本を多く読む人ほど問題解決力が高いというデータもあります。

これは香港大学が「読書と子供の発達」を調べたメタ分析で判明したこと。本を多く読む子供ほど問題行動が減り、困難な状況での問題解決能力が高かったんだとか。

たとえばキャンプや登山ではサバイバル知識あった方が問題解決能力が高いのは当然といえますね。もちろんビジネスや人間関係においても知識が役立つみたい。

たしかにそうだなと、うなずいてしまうねぇ

コミュニケーション能力が上がる

じつは、本(フィクション)を読む人ほどコミュ力が高いというデータがあるんやで。

映画やドラマでは本を読むキャラはコミュ障に描かれがちですが、ノンフィクションの世界ではそうでもないとのこと。

ちなみに心理学での「コミュ力」とは、人見知りせずウェイウェーイ!と初対面の人に絡める外向性のことではなく、相手の気持ちを察する共感性のことを言います。外交的な人は人見知りしないから友達多そうに見えるけど、広く浅い関係になりがちだし、何よりがさつで嫌われやすいから『コミュ力高いとはいわない』ってのが心理学的考え方。

なるほど、たしかにそうかも

んで前述した香港大学のメタ分析や、カナダのトロント大学のレビュー論文によると、ストーリー性あるコンテンツ(小説、映画、ストーリーゲームなど)に触れる機会が多い人ほど共感性が高くなり、相手の気持ちを察する能力が高くなるそうな。

共感性はヒトの心を揺さぶる作品を生み出すには必須の感性と言われるので、ストーリーを創作してる人や作詞をしてる人は鍛えておきたいところですね。

寿命が伸びる

なんと本を読むと寿命が伸びるというデータもあるんですな。しかも読まない人と比べ2年も寿命が違うとか。

これはイェール大学がおこなった研究で50歳以上の男女を「週3回以上、本を読む人」「本をまったく読まない人」の2グループに分けて12年調査して判明したもの。

その結果、以下のことがわかっています。

  1. 本を読まない人より読む人の方が平均2年寿命が長かった
  2. 読めば読むほど延命効果が高くなっていたが上限は不明
  3. 最低1日30分の読書でも延命効果があった
  4. ジャンルはフィクション(小説など)ほどよかった
  5. ノンフィクションでも延命効果は確認されたが小説ほどではなかった

とのこと。どうやら脳が鍛えられるのと共感性が磨かれるのが寿命延命につながるみたい。

というわけなんだぜッ

では、そろそろ具体的な読書テクニックをバンバン紹介していきましょー。

科学的読書テクニック:本選び編

まずは、科学者の研究で明らかになっている本選びのテクニックを3つご紹介。

電子書籍とオーディオブックは変わらない

電子書籍とオーディオブックに理解力の差は生じないというデータがあります。

これは2016年、ペンシルベニア大学の実験で、 21人の男女を3グループに分けて読書内容の理解度をテストしたもの。

  1. Kindleで本を読むグループ
  2. オーディオブックで本を聞くグループ
  3. Kindleの音声読み上げを使い、目と耳両方でインプットしたグループ

結果、どのグループも理解力に差はなかったんだそうな。なので「家ではkindle、電車内ではオーディオブック」みたいに状況でメディアを変えてもOKみたい。

ところが…だ

紙の本とオーディオブックでは紙の本の方が理解力が上がる

ところが、紙の本とオーディオブックを比べると、圧倒的に紙の本に軍配が上がります。

このようなデータはバレンシア大学のメタ分析、ウォータールー大学の実験など複数の研究で出ています。

たとえばウォータールー大学では「紙の本」「オーディオブック」でどれほど読書効率が変化するか調べたのですが、

  • 紙の本にくらべ、音声は集中が続かない
  • 紙の本にくらべ、音声は記憶に残りにくい
  • 紙の本にくらべ、音声は興味を抱かれにくい

という結果になったんですねぇ。たしかに自分も音声や電子書籍より紙の本のほうが読みやすいし覚えやすいなぁ。

すなわち

科学的におすすめできる読書メディアの優先順位は以下のとおり。

  • 紙の書籍>電子書籍(Kindle)=オーディオブック=ブログなどデジタルメディア

テクノロジーの進歩に人間の脳が追いついてないのは有名な話で、実物がないデジタルより『そこに存在する本』のほうが記憶に残りやすいみたい。

もちろんこれはあくまで統計なので、最終的にはお好みで判断してOKです。

わかりました

『15.87%わからない』本は読むモチベーションが上がる

本に限らないですが、人は自分のレベルに合ってない行動にはモチベーションを保てません。

ざっくりいうと、簡単すぎることには没頭できないし、難しすぎることもめんどくさいわけですな。ミハイ・チクセントミハイ博士の『フロー(没頭)に入る8の条件』でも解説した通り。

では、難しさと簡単さのバランスはどの程度がベストなのか?アリゾナ大学の研究によると『15.87%わからない内容』の本がベストとのことです。

たとえば、本を買う前にもくじに目を通して以下のバランスを確認してみてください。

  1. 知ってる(あるいは知ってそうな)内容が80%
  2. 知らない(あるいは答えを知りたくなる)内容が20%

この2つの条件に見合う本ほど、読むモチベーションが長続きしやすいみたいです。

科学的読書テクニック:環境づくり編

本を読む速度を上げるには『没頭して読める環境』が不可欠です。

で、集中力上げる方法はいままで何度かまとめてるので以下も参考にどぞッ

今回は、読書に重要ですぐに試せる環境づくりだけを3つピックアップ。

どんな曲であれBGMはNG

読書中はどんなBGMであれ脳の認知力を下げることがわかっています。

グラスゴー・カレドニアン大学の実験によると、メロディーつきの音楽はすべて目の前のタスクへの没頭を妨げることが判明。例外は『自然音』『無音』だけでした。

とくに歌詞付きの音楽を聴くと理解力は崩壊し、ストレスレベルも激増。要するにマルチタスクになって脳がパニックを起こすわけですな。

マルチタスクが最低最悪の習慣であることは当ブログではお馴染みのこと。本を読むときは『本を読む』以外のことをすべて遠ざけましょう。もちろんスマホも禁止、シングルタスクに徹するべきです。

シングルタスク入門』の記事は以前まとめてるので、自信がない方はチェックしてみてください。

お勧めの方法を紹介しよう

より没頭したいなら、イヤホンして自然音やホワイトノイズを流すのがおすすめ。

ホワイトノイズってのは生活音など雑音を打ち消してくれる心地よいノイズのことでして、集中力を高める効果が認められています。

ポモドーロ・テクニック

人の集中力は長続きしないので、定期的に休憩を挟んだ方が効率が上がります。

集中力の持続は鍛えた人でも90分が限界じゃね?といわれてまして、20分でもかなり長い方なんですな。

てことでお勧めしたいのは『ポモドーロ・テクニック』という定番のタスク管理法。25分作業→5分休憩を繰り返すサイクルでございます。

  • 25分:目の前の本を読むことに神経を集中する
  • 5分休憩:後述するウェイクフルレストを試すといいかも

タイマーはアプリを使えばOKですが、自分はダイソーで100円タイマーを2つ買って『25分』『5分』にセットして使ってます(スマホが近くにあると見ちゃいそうなので)

読書部屋を用意する

人は場所により脳のモードを切り替えるそうな。

たとえば「リラックスする部屋」ではリラックスモードになり、集中する部屋では集中モードになるわけですな。なので寝室で読書するのはよくないと言われています(脳が『寝室=寝る場所』と認知しなくなるため)

ということで『読書専用』の場所を決めて、読書はいつもその場所で行うのがおすすめ。部屋の中をカーテンで仕切ってもいいし、カフェなどにでかけるのもいいでしょう。

科学的読書テクニック:速読編

続いて、科学者たちが『これしか方法はないぜ』と述べる正しい速読法をご紹介。冒頭でも軽く解説しましたが、補足のテクニックをまとめてみました。

読み飛ばす

前述したように、科学的に唯一認められてる速読法は『読み飛ばすこと』だけです。

本に書かれてることは全部が大事なわけじゃないから、自分にとって不要な箇所を飛ばせば速く読めるよ、というのが科学者たちの結論なんですな。

てことで小説はじっくり読むとして、実用書や参考書はガンガン読み飛ばして大事なとこだけ覚えればOK。

お勧めの方法を紹介しよう

お勧めなのは経済学者タイラー・コーエン氏が提唱した手法。やり方はシンプルで、特定のジャンルの本をたくさん読むことで『専門用語』『セオリー』を読み飛ばす手法でございます。

  1. 特定のジャンルの本をたくさん読む
  2. 専門用語やオーソドックスな知識に強くなる
  3. 新しい本を読んだとき「知ってる記述」を読み飛ばせる

たとえば「アメリカ心理学会によると1日30分の読書でストレスレベルが68%下がる」というデータは当サイトではお馴染みの記述。なので普段から当サイトの情報を見てくれてる読者さんは、こういった記述を改めて読む必要はないわけですな。

つまらない本は途中で切り捨てる

コーエン氏が力説していたのは『つまらない本は読むのやめて切り捨てろ』ということ。つまり損切りですね。

人はサンクコストバイアスが備わっていて、投じた時間やお金の元を取るには最後まで見なきゃと思いやすいです。

たとえば、映画の鑑賞券に1,800円支払ったらクソつまらなくても「最後まで見なきゃ」と思いやすいわけですな。でもその間にも「人生の時間」という1,800円どころじゃない機会費用がどんどん失われてる、と。

てことで、しょーもない本や既に知ってる知識ばかりの本と出会ったら即行で切り捨てる勇気が必要。

なるほどです

1行あたりの文字数を多くする

1行あたりの文字数は多いほうが読書スピードが上がるそうな。

これは2004年のレディング大学の研究でして、具体的に分かったのは以下のこと。

  1. 1行あたり100文字ほどの文章は、それ以下の文字数に比べ読む速度が上がる
  2. 画面の3/2以上を文章が占める方が読む速度が上がる
  3. ただし文字をサイズを12px以下にすると読む速度は下がる

まぁ、文字を読む速度は「理解しやすいか」「事前に知ってる用語が多いか」のほうが大事なんで、あくまで参考程度に、というところ。

紙の本なら目に近づけて読んだり、電子書籍ならデバイスを縦ではなく横向きにすると良いかもしれませんな。

科学的読書テクニック:理解力アップ編

言わずもがな、本を読む目的は『生活に活かす』ためなわけです。つまり読んだ本の内容は、人にスラスラ説明できるぐらい理解する必要があるわけですな。

てことで、科学者たちが推奨する『本の理解力をアップさせる方法』をご紹介。

ひとりごと学習

覚えたい内容を音読すると記憶に残りやすいそうです。

まぁブツブツ言いながら本読んでる人はちょっと危ない雰囲気もありますが(笑)これは英バンガー大学をはじめ色んな研究で示唆されてる真面目なデータです。

ひとりごと学習が効果的な理由は『自分の声を客観的に聞く』ことで自己参照効果が得られるからとのこと。自己参照効果てのは「自分の身近なことほど覚えやすい」という現象でござるな。

ちなみに

メンタリストDaiGoさんの著書『超効率勉強法』にて、ひとりごと学習を使う3つの方法が書かれてたのでシェア。

  1. 実況パターン:テキストの内容も、読みながら抱いた感想も、すべて含めて声に出す
  2. 質問パターン:「えぇ、なんで?」「本当に?」のように質問を投げかける
  3. 要約パターン:「なるほど、つまりこういうことか」のように要約してみる

お試しあれ。

ハーバード式メンタルマップ読書術

得たい情報を事前に決めてから本を読むと理解力が高まるそうな。ついでに読み飛ばしもしやすくなります。

これはメンタルマップと呼ばれるテクニック。あらかじめ読書の目的地を決めておけば必要な情報だけが目に入るわけですな。

たとえば『こち亀』を読むときに「中川がいるコマだけ見る」と決めとけばそれ以外のコマは読み飛ばせるわけ。

例えがヘタだって?知ってる

ハーバード式20秒ルール』で有名なポジティブ心理学講師ショーン・エイカーさんが著書「選択の法則」で述べていた3ステップが参考になりそうなのでシェア。

  1. 本から学びたいことを3つ紙に書く
  2. この本を読む理由を書く
  3. 読書中、目にみえる場所に紙を貼っとく

自分はダイソーで買ったホワイトボードに書いてデスクに貼ってます。

メタ認知読書術

本の理解力を最高に上げられる『メタ認知読書』というテクニックがあります。

メタ認知は『思考を思考する』ことでして、ザックリ言えば客観的視点みたいなもんですな。

メタ認知読書は『合計3回流し読みする』ことで理解力を高める方法で、ステップは4つ。

以下のとおりだ

※複雑な箇所は簡略化してご紹介します。

1・プレリーディング

まずはざっくり本の内容を下調べ。タイトルや目次を流し読み「どんなことが書かれてるのだろう」と予想する。

2・速読

ちゃんと読まなくていいので、一度すべて流し読んでみる。この際、以下のことをチェック。

  1. 重要に思えた箇所にチェックを入れておく
  2. 「なぜ重要に思えたか?」ざっくり理由を書いておく
  3. 知らない単語があったら余白に意味を買いておく
  4. 読み飛ばしで理解できなかった箇所にチェックを入れる

3・再読

速読で理解できなかった箇所を理解する目的で再読。この際、以下を探す。

  1. 『結論』を探す:「それゆえ」「つまり」などの接続詞を探せば見つけやすい
  2. 『結論』の前提を探す:「なぜなら」「のように」「なので」などの接続詞を探せば見つけやすい
  3. 『2・速読』で理解できなかった箇所を再チェックし、何が理解できないのか自問
  4. 疑問や難点をどうすれば理解しやすくなるか、問題解決しやすいか考える

4・再々読

他人に説明できるぐらい理解を深めるために再々読。ポイントは以下のとおり。

  1. 『2・速読』でチェックした重要なポイントを修正、または追加
  2. テキストの重要なポイントを図解してみる(後述するドローイング効果を試すのがおすすめ)
  3. 『2・速読』『3・再読』で気付かなかった発見があったらメモ
  4. 本の内容を他人に説明するごとくまとめる(ブログに書くのが楽かも)

以上がメタ認知読書の方法。かなり時間がかかるので「ここぞ」という一冊を理解したい時にやってみると良さげです。

さほど重要じゃない本なら『3・再読』『4・再々読』を試すだけでも、かなり理解しやすくなると思います。

全部試すのは大変そうですねぇ~ そうだね、でも決して難しいことでもない。試してみてくれ

科学的読書テクニック:記憶に残す編

たった1度読んだだけで本の内容を理解するのは大変ですが、記憶の定着率を上げる方法はいくつかあります。

人に教えるつもりで読む

覚えたことを人に話すつもりで勉強すると記憶に残りやすく高まります。

理由はかんたん、人に説明するには自分が理解する必要があるからです。これを心理学の世界では『ティーチング・テクニック』といいます。

しかも2014年ワシントン大学の実験によると、実際に人に教えたかどうかは重要ではなく「教えるつもりで学ぶ」だけで記憶定着率が28%も上がると判明。

てことで、覚えたことをブログやYou Tubeで配信するつもりで本を読むもよし、家族や友人に説明するつもりで本を読むのもよしでござんす。

以前ご紹介した『ラバーダック・トレーニング』なんかは試しやすいんじゃないでしょうか。

1時間ごとに10分間ぼーっとしてみる

人の記憶は「脳を使わずボーッとしたとき」に定着すると分かっています。

何かを覚えたいなら勉強のあとに脳を休憩させる時間を作ればいいみたい。たとえば、

  • 1時間本を読んだら10分、目をとじてボーッとする
  • 寝る前に本を読む(勉強のあとに寝る)
こうやってボーっとすれば記憶に残るんだ

たとえば、エジンバラ大学が61〜87才の男女33人を対象におこなった実験では、本を読んだあとに10分間のウェイクフルレスト(ボーっとする)時間をつくった被験者は、そうでない被験者に比べて10%も本の内容を覚えていたそうな。

ボーっとする方法はかんたんで、目をとじて10分ほど「視覚」の情報を遮断するだけ(可能なら耳栓で聴覚も遮断)、その間は瞑想してもいいし適当に空想にふけっていてもOKです。

脳は情報が遮断されてる間に記憶をつなげて定着化させるのそうで、その間に新しい情報を得てしまうと定着する間がないみたい。

覚えたいことを絵に描いてみる

覚えたいことはマーカーを引くよりイラストに描いた方が記憶に残りやすいと判明しています。

これは、ウォータールー大学のジェフリー・D・ワームズ博士が以下のテストをして判明しました。

  1. 学生に30の単語を記憶してもらう(1単語40秒)
  2. 単語をイラストに描くor文字に書いてもらう
  3. しばらくしたら記憶テスト

結果はイラストで記憶したグループの圧縮。しかも文字で覚えるグループと2倍も差がついたそうな。ちなみにこれは『ドローイング効果』と呼ばれています。

へぇ~…なんか不思議です

たとえば「りんご」という外国語を覚えたいなら、文字の隣にりんごの絵を描いてみた方が覚えやすいとのこと。しかも絵の上手さは無関係で、ササッと4秒で描いたラクガキでも効果があったそうな。

てことで、よかったら試してみてください。

「読書力」が身につくお勧め本3冊

毎回恒例の『一歩先をゆくスキルが身につくお勧め書籍』ご紹介コーナー。

今回は「読書力アップ」に役立ちそうな本をピックアップ。

読書の技法

胡散臭くない「ちゃんとした速読法」といえばこれ。本記事で推奨した『読み飛ばし』のための取捨選択方法がまとめられた一冊。

超効率 勉強法

メンタリストDaiGoさんがまとめた科学的勉強法の本。DaiGo氏といえば読書の鬼として有名ですからな、とても参考になります。

シングルタスク 一点集中術

読書の本は2冊しか良いのがなかったので、最後は「集中の方法」を解説した名著を紹介。『1つのことに集中する』シングルタスクが身につく一冊でござる。

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