あなたの作品の評価はあなたのSNSの発言で変わるので注意という話

  • 2019年5月13日
  • 2021年5月29日
  • 影響力

「作品の良し悪しって、作者のことが好きか嫌いかで判断されるよなぁ」

という疑問があるわけです。

たとえばスピルバーグ監督の映画は無条件で名作に見えたり、逆に反感買いがちなYouTuberの動画は内容を問わず低評価が並んだり。あなたも思い当たる経験はないでしょうか。

ということで「作者の印象ってどれぐらい作品の評価に影響するの?」ということを調べてみました。

結論からいうと、作者の印象は作品に影響する…どころか

人間の脳は作者への印象抜きに作品を評価することなどできない

のだそうで、あらためてSNSなどで不用意な発言はしないほうがいいよなぁと思うわけです。

1 作者の奇抜なエピソードは作品の評価に影響する

社会科学者シャンカール・ベダンダム博士の研究とインタビュー(※1)を参考にしましょう。

博士の研究によると、僕らには「クリエイティブな印象があるアーティストの作品ほど良作に見えてしまう」というバイアスがあるそうな。

たとえば、レディー・ガガや、X japanのYOSHIKIなど「一般人とは感性も生き方も違うなー」というアーティストがつくる作品ほど、優れて見えてしまうそうで、作者の評価を抜いて作品を判断することはほぼ不可能みたいです。

1-1 「耳を切り落としたエピソード」を聞くと「ひまわり」の評価が上がる

実験は、以下のようなデザインで行われたそうです。

  1. ゴッホの「ひまわり」等の作品を被験者の主観で評価してもらう
  2. ただ数名には「ゴッホは自分の耳を切り落とした」のように作者の変態エピソードを聞かせておく

すると「ゴッホは耳を切り落とした」のように逸脱したエピソードを聞かされた被験者は、その作者の作品を高評価しやすくなったんだとか。

なるほど、そういえば自分も「カート・コバーンは人気絶頂のさなか27歳で自ら命を絶った」みたいなエピソードを聞いてからは、ニルヴァーナの曲が神がかって繊細なメロディに聴こえるようになったなぁと思ったり。

1-2 「ニセの変人」とバレると評価がガクッと下がる

ただこの実験には続きがあります。

アーティストのエピソードに対し「じつは偽りだった」という情報を与えると、作品の評価が下落してしまったというんですよ。

  • ニセの変人とバレたアーティストの作品の評価はめっちゃ下がった

ようするに「作者の評価が下がると作品の評価も下がる」と。ステマなどで炎上したYouTuberの動画が低評価だらけになるのと似ていますね。

2 SNSやブログでの発言は「偽らない」ようにすべし

以上のように、あなたが作る作品の評価は「良くも悪くもあなたの印象に引っ張られる」と考えられます。

主義も主張もないつまらんクリエイターになることを推奨するわけではありませんが「口は災いの門」という言葉もあるように、ムダに敵をつくるような発言や、自分を偽ったり盛ったりするのはやめたほうがいいよなぁと思う次第です。

とくに愚痴、文句、自慢の3つは反感を買いやすいので気をつけたほうが良さそうですねー。

以上です。