今を楽しめなくなる理由それはツァイガルニク効果

たっつー
たっつー(@kaopro1)です

僕らは『やりかけのこと』についつい思考を奪われてしまうわけです。たとえば、

  • やりかけのゲームの続きをやりたくて出勤中もソワソワ
  • やりかけの仕事が気になって休憩中もソワソワ
  • 読みかけの本の続きがきになって食事中もソワソワ

いずれにせよ、『いま』目の前のタスクへの集中を妨害してしまうんですねぇ。あなたはこんな「心ここにあらずなモヤモヤ感」を味わったことはないでしょうか。

半面、ぼくらは『すでに完了したこと』は綺麗さっぱり忘れやすいことも分かってまして、それを証明した旧ソ連の心理学者ブルーマ・ツァイガルニク博士の名前をとって『ツァイガルニク効果』と呼ばれています。

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ツァイガルニク効果とは

ツァイガルニク効果とは、ざっくりいえば『心ここにあらず』な状態のことでして、人間の以下2つの性質で成り立っています。

  • 完了したタスクの印象は弱くなる
  • 未完成(やりかけ)のタスクの印象が強くなる

つまり僕らは、成功したことよりミスした体験の方が強い印象に残りやすいのであります。

成功より失敗の体験、見終わった映画より見える前の映画、やり終えたゲームよりやり途中のゲーム、の方が頭を支配しやすいわけですな。

もちろんそれだけじゃあない

「先延ばし」されたタスクは脳を圧迫していく

ツァイガルニク効果は頻繁に発動しますが、もっともわかりやすいのは『やるべきことを先延ばしにしたとき』です。

やるべきタスクを先延ばしにするとツァイガルニク効果が発動、ぼくらの脳内は先延ばししたタスクのことで頭いっぱいになります。

すると脳内は常にマルチタスク状態になり目の前のタスクの質が低下、具体的にはこうなります。

  • 目の前のタスクを完了する時間が伸びる
  • 目の前のタスクのミス率が上がる
  • 目の前のタスクへの集中力が下がり体験が薄くなる

「心ここにあらず」の状態では『いま目のまえの出来事』を楽しめなくなってしまうわけですねぇ。

ツァイガルニク効果対策

ツァイガルニク効果の発動を抑え、今を存分に楽しむための方法は以下3つがおすすめ。

  1. タスクシフトで「やり終えた感」をつくる
  2. if-thenプランニング等で「先延ばし」を減らす
  3. マインドフルネストレーニング

タスクシフトで「やり終えた感」をつくる

ミネソタ大学の論文によると『事前に1つのタスクの時間を決めておく』ことがツァイガルニク効果の防止になるとされています。

ミネソタ大学は162名の学生を対象に、以下4パターンでタスクの精度がどう変化するか実験。

  1. タスクを終えて次のタスクに移る
  2. タスクを途中で切り上げて次のタスクに移る
  3. タスクを『事前に決めた時間で』終えて次のタスクに移る
  4. タスクを『事前に決めた時間で』途中で切り上げて次のタスクに移る

結果、事前に決めた時間で次のタスクをおこなったグループ(3、4)は、時間を決めてないグループ(1、2)より30%も次のタスクのパフォーマンスが良かったんだそうな。しかも、やりかけでも効果があったんだから凄いですねぇ。

つまり、事前に時間を決めておけば、やりかけでも『決められた時間内はやり切った!』という感覚が生まれ、ツァイガルニク効果が発動されにくいみたい。

例えば「ブログ書く時間は50分!」「18時以降は仕事しない!」みたいに時間を決めておくと良さそうですね。

if-thenプランニング等で「先延ばし」を減らす

前述したように、先延ばしはツァイガルニク効果の原因になりやすいので、if-thenプランニング等でつぶしておくのがおすすめ。

if-thenプランニングは万能な習慣化テクでして、先延ばし改善はもちろん、ダイエット、睡眠、なんにでも使えます。詳しくは以下を参考にどうぞ

マインドフルネストレーニング

マインドフルネス(今に集中する)トレーニングをすれば、過去や未来に意識が飛びにくくなるのでツァイガルニク効果を抑えらえます。

マインドフルネスのトレーニングは瞑想が有名でして、1日5~20分を2ヶ月もおこなえば徐々に感覚が掴めてくるのでござんす。

以上を試すと、今を楽しみやすくなるかもしれません。では、ばいびー♥

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