おすすめコンテンツ一覧

『アニメ私塾流 最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術』読んだ感想

アニメ僕塾の室井安雄さんの書籍を購入したのですが「分かりやすいな~」と唸るポイントが多かったのでメモメモ。

最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術とは

たっつー

「シンプルな絵」の上手さが際立つ室井さんの本

『最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術(長いので以下「本書」)』は、ざっくり言うと『効率的に絵を上達する方法』が述べられてる本。

たとえば模写するにしても、本書の知識を知ったうえで模写すれば上達が早まるのでは?という印象を受けた次第です。

具体的には以下3つのスキル習得が期待できそう。

本書で得られそうなスキル
  • モノや物体の形を記憶する能力
  • 三次元を二次元に変換する能力
  • 少ない線で描く能力

スキル1:モノや物体の形を記憶する能力

たっつー

絵が上手い人は「記憶力が良い」ことが研究で判明しているんだ

ノースカロライナ大学の研究では、絵の上手い人と下手な人の違いに『視覚情報の記憶力』が挙げられています

『科学的イラスト上達方法』科学が認めた絵の上達が速くなる練習法まとめ

つまり絵が上手い人は「手はこういう形」「足はこういう形」「ジャンプすると重力で髪はこう動く」みたいなことを記憶する能力に長けているんですな。

んで本書はアニメーターさんが描いた本ということもあり、モノや物体の細かい動き方がバッチリ記載されています。たとえば、

こんなことが書かれている
  • 不自然じゃない服のシワのでき方
  • 物理的に無理がない人物の動き方
  • 違和感がないパース(背景)の広さ

などなど。

何事も「セオリー」を頭に入れてると上達速度が上がりますが、本書に書かれてる知識を知ったうえで絵を描けば、達の速度が上がりそうだなーと思った次第です。

ポイント
  • モノや物体の「不自然じゃない描き方」が身につくかも

スキル2:二次元を三次元に変換する能力

たっつー

三次元を二次元に変換するのは結構ムズかしい

マンガやアニメの絵は、三次元の人物の写真をそのままトレースすると違和感が出やすいのであります。

たとえば女の子の絵は三次元の人物より「頭が大きく」「首が細く」「手が小さく」デフォルメされてることが多いんですな。

本書では「三次元を二次元化する方法」が度々述べられています。

とくに付属DVDでは、アイドルグループ「虹のコンキスタドール」根本凪さんの写真を二次元に変換する様子が収録されてて参考になりましたねぇ。

ポイント
  • 三次元を二次元に描き変える能力が身につくかも

スキル3:少ない線で描く取捨選択能力

たっつー

絵が上手い人ほど「線が少ない」そうな

2010年ニューヨーク市立大学の実験では『絵が上手い人ほど取捨選択能力が高く、少ない線で対象を描くのが上手い』ことが分かっています。

たとえばピカソはこの能力がバツグンに高かったことで有名。

んで本書でも「少ない線で描く」ことが推奨されてるわけですが、これは科学的にも理にかなっているわけですねぇ。

前にレビューした「たかみち」さんも、情報を取捨選択してシンプルに描くのが上手い人でした。

村田蓮爾さん画集[futurelog]とTAKAMICHI LOVE WORKS LO画集の感想

てことで、本書で身につく3つのスキルの中では「取捨選択能力」がもっとも大切なのではないかと思う次第です。

ちなみに自分は不得意なので精進しなきゃいけませんな、とほほ。

ポイント
  • 「少ない線」で描くコツが身につくかも

まとめ:たっつーの感想

とどのつまり、結論はこうなんだぜ

てことで参考になることが多くて楽しめる一冊でした。

ただ初歩の初歩的な用語はすっ飛ばされてるので(「アタリ」「パース」など)、ある程度経験がある人向けなのかなーとも思ったり。

完全な初級者なら「ヒロマサのお絵描き講座」からスタートしたほうが挫折しにくいかと思います。

ヒロマサのお絵描き講座が初心者に超おすすめな本だった件

「そもそも本を読む集中力が足りない」「絵を描く時間が作れない」という根本を変えたい方は当サイトのコンテンツを参考にしてみてください。

集中力を高める9の方法: 目の前のことに没頭するテクニック