非効率で遠回りなことがメリットになることもある

「ムダを削って効率化し時間をつくるべし」と主張することが多い私。

たとえば、やりたい事があるのに「ついスマホを見ちゃう時間」や「行きたくないけど付き合いのため参加する飲み会」など、そういうムダをカットすることによって本来使いたかったことに使える時間が増えるのでは?という考え方ですね。

ただ以前レビューした「RENGE 知識の幅が最強の武器になる」を読んでからは「非効率で遠回りなことにも色々メリットがあるんだなぁ」と思い知りました。

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てことで今回は、「効率化」に潜む罠を考察します。

1 「効率化」の思わぬデメリット

まずは「効率化」の落とし穴を考えていきましょう。

「より短い時間で成果を最大化したい」てのは誰だって思っていることでしょうし、当ブログでも「エッセンシャル思考入門 80%のムダを減らし時間を最大化する方法」などで同様の主張をしています。

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ただ「RENGE 知識の幅が最強の武器になる」では「ムダを省く」という一見すばらしそうな事にも以下の落とし穴があることが指摘されています。

  • 効率化を焦るあまり本当は必要なことが抜け落ちてしまう

ようするにムダを省こうとした結果、ムダじゃないことまで省かれてまうと意味ないわけですな。

2 「非効率」にも一定のメリットはある

たとえば、科学者カサテバール博士は「アイデア出し」を例に以下のように述べています。

みんなランチは非効率だと思っているから、弁当を買って自分のオフィスに持ち込む。しかし、アイデアをやりとりし、ものごとのつながりを見つけるのに、ランチタイムは絶好の時間だ」

以前「「藤子・F・不二雄の発想術」に学ぶ面白いアイデアの出し方」に書いたように、良いアイデアを生み出すには自分の専門外の分野までおよぶ幅広い知識が必要。

よって自分とは違う知識や価値観を持つ人のアイデアに触れる時間は必須なんだけど、効率化を焦るとそういった重要なことまでカットされてしまうわけですね。

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この話を聞いて「ニュースは情報の効率化を追求するあまり内容がスッカスカになった」という話を思い出しました。

同じことはブログやYouTubeのコンテンツにも言えると思うので気をつけたいところですな。ムダを削るのは大事だけど、その一環でコンテンツの質まで削ってしまったら本末転倒です。

詳しくは「News Dietに学ぶいますぐニュースアプリを消すべき5の理由」をどうぞ。

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3 まとめ

てことで成果の最大化を狙うなら、一件非効率に思えることにも一定のメリットがあることは考慮したほうがいいのかもしれません。

「急がば回れ」て言葉もありますからね。

以上です。