【クリエイターのための】病まないSNSの使い方

クリエイターの活動に必須となりつつあるのがSNSの利用でしょう。

コンテンツ発信、ファンとのコミュニケーション、次回作の告知など用途も幅広いですし、SNSを通じてクライアントから仕事の依頼が来るケースもあります。

ただ「SNSは使い方を間違うとメンタルを病む」危険性があるのが困ったところ。

個人的には「SNSで得してる人よりSNSが原因で活動辞めた人のほうが多いのでは?」とさえ思ってまして、便利な反面取り扱いが厄介なんですよね。

ということで今回はSNSのダークサイドに触れつつ「クリエイターのための病まないSNSの使い方」を考察していきます。

ぶっちゃけ自分も他人事ではないなーと思うので調べてみた次第です。メンタルを安定させつつSNSを利用したい方は参考程度に。

1 他人の投稿は「見ない」「反応しない」

SNSは「発信」のみにして他人の投稿は「見ない」「反応しない」ほうが良いみたいです。

理由は「SNSは自分と他人を容易に比較できるので劣等感を抱きやすい」からでして、それを示す研究データ[1][2]は数多く、ベストセラーの名著「スマホ脳」でも同様の指摘がされています。

さらに問題なのは「SNSの発信は基本的に虚像である」ことでしょう。

  1. みんな自分の人生のピークだけを切り取って投稿する
  2. SNS上に「非現実的な日常の様子」が溢れかえる
  3. 「みんなこんなに楽しそうなんだ…それに比べて自分は…」

みたいな感じですな。

そして、こういった比較癖がクリエイターの天敵である「完璧主義」を助長することは以前「クリエイター最大の病「完璧主義」の正体と対処法」に書いたとおりです。

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1-1 SNSに有益な情報などない説

「有益な情報を摂取するために他人の投稿を見る」というのもあまり良くないかもしれません。

書籍「News Diet」によると、SNSやニュースサイトは「有益な情報を発信できない構造」になってるそうで、どうしても「それっぽいけどスカスカな情報」ばかりが目立ちがちなそうな。たしかにそうかもなぁ。

てことで有益な情報が欲しいなら本やドキュメンタリー映画を見たほうがいいのではないかと思う次第です。

2 余計な発言はしない

ムダに敵を増やしたり、あなたの評価を下げる発言は控えたほうがよさそうです。

というのも、あなたのSNSでの印象は作品の評価にかなり影響することが分かっていまして、たとえばあなたの好感度が高ければ作品も好感を抱かれやすく、嫌われると作品も嫌われやすいわけですな。

詳しくは「あなたの作品の評価はあなたのSNSの発言で変わるので注意という話」もご参照ください。

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「口は災いの門」という言葉もありますし、発明家ベンジャミン・フランクリンはムダなことをしゃべらない沈黙を是としていたという例もあります。

とくに自慢話やネガティブな発言(他人への批判など)は良かれと思って発信しても評価は上がりにくいので、心の中だけにとどめたほうがよさそうです。

詳しくは「フォロワーに凄い人と思われようとして逆に嫌われるSNSの発信4選」も参考に。

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3 盛らない

自分を盛らず本当の自分を発信したほうが幸福度が上がるというデータ[3][4]があります。

前述したようにSNSは「加工」「盛り」「切り抜き」が日常茶飯事で、どうにかして自分をより良く見せようと努力しがち。でもどれだけ自分を盛っても上には上がいるし、他人を騙してるような罪悪感で「詐欺師症候群(インポスターシンドローム)」になる恐れもあるわけです。

自分も思い当たる節があるので反省したいところですが…。

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いまの時代、ウソついたり自分を盛ってもちょっと調べればすぐ矛盾がバレますので、むやみにカッコつけずに等身大でいたほうが得なのかなーと思います。

そういう人のほうが好かれやすいというデータもありますしね。

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4 「いいね」「高評価」を目的にしない

「いいね」「高評価」などを狙った投稿はメンタルが病みやすいかもしれません。

理由はざっくり言うと以下の2つです。

  1. 他人の評価は自分でコントロールできない
  2. 評価欲求は「永遠に満足感」がおとずれない

4-1 他人の評価はコントロールできないので病む

「いいね」など他人からの評価は自力でコントロールができないのでチベーションが折れやすいのでは?と考察できます。

たとえば3時間かけて頑張った絵を投稿して「いいね」が一件もつかなかった場合、脳は「こんなに頑張ったのに誰も評価してくれない」と落胆してしまうわけですな。同様のことはYouTube動画の投稿でもブログ記事の投稿でも起こり得るでしょう。

モチベーションを保つには、指針を「自分でコントロールできる領域」におさめたほうが良いと思います(1日1回ツイートする、3カ月以内に100本動画投稿する、など)

4-2 評価欲求は「永遠に満足感」が訪れない

「いいね」や「高評価」への欲求は永遠に終わりがない危険性があります。

たとえば1件もらうと2件欲しくなり、2件もらうと3件欲しくなる…という具合ですね。

まるでお金への欲求と同じように思えますが、実際SNSの「いいね」や「高評価」を得ることは「脳にお金をもらうのと同レベルの興奮を与える」[5]ことが分かっています。

まぁ頭で分かっていても評価の束縛から逃れるのはむずかしいので「評価を目にする機会を減らす」ことが唯一の解決策かなぁと思う次第です。

5 スマホではなくPCでのみ利用する

SNSはスマホからはアンインストールしPCブラウザのみで利用したほうがよさそうです。

これは「スマホ脳」でも紹介されているアイデアで理由は以下のとおり。

  • SNSの通知はスロットマシーン並みに依存心を掻き立てるように設計されてる
  • スマホはすぐに通知を確認できるので他の作業のジャマになりやすい
  • そうやって「時間を無駄にした…」という感覚はメンタルにめちゃ悪影響[6]

スマホはすぐにネットにアクセスできる利便性があるものの、SNSではそれが仇になってしまうわけですな。

逸れた注意を元に戻すには平均20分ぐらいかかるというデータもあるそうなので、SNSだけでなくLINEやメールも通知はオフにしたほうがいいだろうなーと思います。

以上です。