最強時間管理術タイムボクシングのやり方徹底解説

先延ばしが減る!と評判な「タイムボクシング」という時間管理術があるんですよ。

学校の時間割のようにタスクの始まりと終わりの時間を設定するテクニックで、名著「1440分の使い方」では「成功者がもっとも利用する時間管理術」として紹介されています。

自分も毎日Apple WatchとiPhoneカレンダーでタイムボクシングをやってますが、たしかに仕事の生産性が爆上がりしたんですよね。

詳しくはApple Watch Series6で絵の仕事のスピードと生産性が爆上がりした件をご参照ください。

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今回は「タイムボクシング」のやり方を徹底解説します。

1 タイムボクシングの手順

タイムボクシングの手順はとてもシンプル。以下3つをおこなうだけです。

  1. MITを1~3つ決めて優先順位をつける
  2. MITをカレンダーに組み込む
  3. 時間どおり予定をこなす

詳しく解説します。

1-1 MITを1~3つ決めて優先順位をつける

まずはMITを1~3つ決めて、優先順位をつけます。

MITは、Most Important Taskのことで、ざっくり訳すと「一番やりたいこと」ですね。たとえば、自分は以下のように設定しています。

  1. 自作ゲーム用ドット絵素材を描く
  2. ブログ「〇〇(タイ トル)」を書く
  3. 勉強「〇〇(本のタイトル)」を読む

項目や優先順位は月単位、週単位で入れ替えてもOKです。

1-1-1 MITは「3つまで」にすべき理由

MITは最大3つまでにすることを厳守しましょう。最低3つではなく最大3つです。

というのも、どんな暇人でも予定を4つ以上こなせるほど時間に余裕はないので「今日も予定どおりできなかった…」という挫折感が募ってしまうんですよ。

詳しくは「ミニマリズム入門 6-3 やることを「1つ(最大3つ)」に絞る」をご参照ください。

1日にこなすべき予定はMITを1~3だけ。最初は1つからはじめて、確実にこなせるようになったら2つ目、3つ目と増やすのがいいでしょう

やりたいことが増えた場合は、予定の4つ目に無理やり付け足すのではなく、MIT3つのうちどれかと入れ替えるようにしたほうが成功しやすいと思います。

1-2 MITをカレンダーに組み込む

MITを決めたら、1~3の優先順位でカレンダーにスケジューリングしましょう。GoogleカレンダーやiPhoneカレンダーでOKです。

自分は午前中がもっとも集中力が高まるので、もっとも優先したいMIT1は朝一番にスケジューリングしています。以下はiPhoneカレンダーに実際に書き込んだ予定表ですね。

わかりにくいですが、青い色流タイムボクシング、オレンジのほうは、その時間に実際におこなったことをApple Watchのアプリで記録しています。

僕がつかってるアプリはFANBOXの「たっつー流Apple Watchカスタマイズ」で紹介しているので、支援者の方はご参照くださいませ。

1-2-1 どんなに小さな予定もスケジュールする

カレンダーにはMITはもちろん、休憩の予定や、休憩中になにをするかもスケジュールしましょう。

たとえば、先ほどのカレンダーの画像では「13:00~ 休憩 ダーウィン事変を読む」「14:00 チハラトークを見ながら昼食」という予定が組み込まれています。

というのも「なにをしてもいい」という状態だと、選べる選択肢が多すぎて脳が疲弊しちゃうんですよ。

何を買うか決めずにスーパーの食品売り場をウロウロして疲れた経験がある方は多いと思いますが、それと同じことが起きてしまうわけですね。

1-2-2 1ブロックの時間は30~90分

自分の感覚では、1つの予定は30~90分にすると達成率が高まるように感じています。

90分で終わらなかった場合は、30分の休憩をはさむ…という感じですね。

ベタですが「ポモドーロテクニック」を活用するのがおすすめです。

1-2-3 次の予定との間にバッファをもたせる

「次の予定までの間に15~30分の余裕をもうける」ことも重要です。

先ほどの僕のカレンダーでは、次の予定までに15分の隙間がありまして、もし予定がズレたらその間に修正できるようにしています。

というのも、人には「計画錯誤」というバイアスが備わっているので、予定通りキッチリ動くのはほぼ不可能なんで、どうしても5~15分ズレてしまうんですよ。詳しくは「いつも予定をオーバーしてしまう計画錯誤の対処法」もご参照ください。

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予定を詰め込んでしまうと計画錯誤に対応できないので「また時間どおりにできなかった…」という自己嫌悪に陥り、余計に予定がこなせなくなるので注意が必要です。

1-3 時間どおり予定をこなす

あとは、時間通りに予定をこなしていけばOKです。カレンダーアプリの通知をオンにしておけば時間を忘れることはないと思います。

自分はApple Watchの盤面にいつも次の予定を表示しているのと、5分前になったら音とバイブで通知するよう設定しています。

1-3-1 予定していたことは気乗りしなくても「やる」

スケジュールされたことは「気乗りしなくてもとりあえずやる」ことが重要です。

というのも、その時の気分でテキトーに予定を変えていると、脳が「タイムボクシングは守らなくていいんだな」と学習してしまうんですよ。それじゃ意味がありませんな。

てことで、読書の時間には読書を。休憩の時間には休憩をしましょう。

1-3-2 予定が終わったらノリノリでも「やめる」

「時間になったら作業の途中でもちゃんとやめる」ことも重要です。

終わりの時間が決まっているのがタイムボクシング最大の利点なので、終わりの時間を無視すると効果がなくなっちゃうわけですね。

てことで「キリがいいところまでやる」という考え方ではなく「決められた時間内でだけやる」というやり方で、生産性を高めていただければと思います、参考程度に。

以上です。