「今日はもういいや」どうにでもなれ効果を回避する方法



『どうにでもなれ効果(The What The Hell Effect)』てのがあるんですよ。

ふざけた名称に思えますが、いわゆる「三日坊主」の原因となるやっかいな心理でして、積み上げてきた習慣を全部ブチ壊す危険性もあるんですな。

    【もうどうにでもなれ効果】

    『どうにでもなれ効果』とは、いわゆる自暴自棄、やけっぱちのこと。

    1つの「予定外」が引き金となって、次々と予定外を連鎖してしまうことを言います。たとえば、

    1. ダイエット中だが、同僚にスナックをもらって食べてしまった
    2. じゃあもう今日はチートデイだ、コーラも飲もう
    3. 運動もめんどくさくなったな、今日はダラダラ過ごそう
    4. 欲しかったゲームも買おう、貯金を1万円だけ下ろそう

    みたいに、負の連鎖が起きてしまうんですねぇ、まさに雪崩。やけっぱちの雪崩です。

    「お金の使い方」「倫理観」にも悪影響が出る

    「どうにでもなれ効果」は、お金の使い方や倫理観にも影響が出ることがわかっていて、たとえば

    • 1万円札のときは大事にとっていたが、崩れて千円札9枚になった途端、すぐになくなった
    • お花見などで、ゴミ箱以外にゴミが捨ててあるのを見て、自分もそこに捨ててしまった

    のようなケースでも発動してしまうんですな。貯金は減るわ、こなせる予定は減るわ、でも体重は増えるわ、習慣化の天敵とも言うべき現象なのでござんす。

    せめて1日だけならいいものの、翌日も、翌々日も「まぁ、ええわ。明日から本気出す」と、モチベーションを破壊する恐れもありまして、これがいわゆる「三日坊主」につながるわけです。

    なるほど、たしかにそうかも

    「どうにでもなれ効果」が発動しやすい条件

    「なんか…もうええわ、今日は」

    てことで、対策必須な「どうにでもなれ効果」ですが、発生しやすいシチュエーションは主に2つと判明しています。

    • 短期目標しかないとき:「今日は運動するぞ」みたいな
    • なにかを「やめようと」してるとき:「タバコを吸わないぞ!」みたいな

    もちろん、短期目標や、やらないことリストが駄目なわけじゃないけど(むしろ、それが良いとするデータは数多い)、どうにでもなれ効果の罠が潜んでることに警戒しておいて損はないでしょう。

    とはいえ、ボクもしょっちゅう「どうにでもなれ効果」が発動してますし、避けるのはむずかしいかなと思う次第です。なので避ける方法より、発動したあとのリカバリー法を用意したほうが良いかも。

    どうにでもなれ効果:対策案はこちら

    解決策は…これだッ

    どうにでもなれ効果の対策案はいくつか論じられてますが、今回は「USビジネススクール」が用意した3つの方法と、メンタリストDaiGoさんの書籍「倒れない計画術」に書かれていた方法をご紹介。

    USビジネススクール発案:3つの対策法とは

    USビジネススクールが推奨してる対策案は以下のとおり。

    • 長期目標をつくる:「今日は10ページ本を読む」だけでなく「1カ月で10冊読み終えるぞ」などの目標も用意
    • 「やらない目標」を「やる目標」にかえる:「加工食品を食べない」ではなく「緑黄色野菜を300g食べる」にする
    • 失敗から立ち直った日を記録:どうにでもなれ効果からリカバリーした回数を記録

    とくに「立ち直った日の記録」は絶対にやったほうが良さそうですね。セルフコンパッションなんかも効果ありそうです。

    倒れない計画術より:障害ベーススモールゴール

    メンタリストDaiGoさんの「倒れない計画術」には、障害ベーススモールゴールなる対策案が書かれておりました。

    これはガブリエル・エッティンゲン博士が提唱したWOOPというテクニックの応用版みたいなもので、心理学で「心理対比」と呼ばれるテクニック。

    1・小さな目標を紙に書き出す

    • 例:ウォーキング30分

    目標を達成するメリットを三つ書き出す

    • 例:健康になる、痩せて自信がつく、頭が冴えて仕事の効率が上がる

    目標達成までの障害を書き出す

    • 例:天候、いつものルートの通行止め、急な仕事が入る、めんどくさくなる

    障害の対策案を決めておく

    • 天候が悪かったら→室内でバーピー
    • 通行止めだったら→別ルートを歩く
    • 急な仕事が入ったら→職場まで歩いてみる
    • めんどくさくなったら→とりあえず外に出て深呼吸

    このように、あらかじめ失敗があるものと想定しておけば『どうにでもなれ効果』を回避しやすくなるとのこと。なるほど、if-thenプランニングのように、代替え案を用意するんですな。

    まとめますと

    とどのつまり、結論はこうなんだぜ

    とどのつまり、失敗を「予定外」から「想定の範囲内」にせよ、ということですな。

    たとえば目標達成率は、チートデイ(あえてグダる日)を用意したほうが上がることがわかってるので、計画的にグダるのは全然オーケー。

    ただ予定外にグダると「どうにでもなれーい」と、やけっぱちになってしまうので注意が必要とのこと。

    ただ、どうにでもなれ効果そのものを防ぐのは難しいので、発動してしまったら「立ち直った回数を数える」ようにしましょう。

    以上です。ばいびー♥



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